レモンバーベナはクマツヅラ科イワダレソウ属の植物で南米原産ですが、現在では地中海沿岸でも栽培されています。葉にはレモンミントの爽快な香りがあり、ハーブティー、アイスクリーム、魚の味付けなど多様な用途で使用されています。
日本では、食薬区分上、和名ボウシュウボク(別名レモンバーベナ)として、葉の部位が非医薬品に分類されています。伝承的に薬用植物として健胃、解熱、鎮静効果に利用されて来ており、特に葉に効力があるとされています。
レモンバーベナ抽出物(Planox L)は、レモンバーベナ葉中の有効成分である、アノキシミン(アクテオシド+イソアクテオシド)の含量を9〜11%に標準化した抽出物粉末で、ドイツのAnoxymer社で製造されています。
コラーゲン5gとレモンバーベナ抽出物1gを一緒に摂ると、コラーゲン単体で摂取した時よりも、関節痛に対する効果が早く顕著に表れたという臨床試験結果もあります。1日推奨摂取量は500〜1,000mgになります。販売はビーエイチエヌ社より「BHNレモンバーベナ」のブランドで行っています。