【 AcanChia(チアシード)とは? 】
・AcanChia(チアシード)は中南米原産のミント科サルビア属のチア“Salvia hispanica L”の種子で、南米のアステカ族やマヤ族により紀元前から食されてきた伝統的食品である。
・チアとはマヤ族の言語で「力」を表す。その多様な機能により健康を補助し、またエネルギー源として、特に持久力・忍耐力を高める効果から軍人の食糧としても食されてきた。
・今日では中南米やオーストラリアで商業的に栽培され広く食品に利用されている。AcanChia(チアシード)社ではボリビア、アルゼンチン、ペルー、エクアドルなど南米原産のAcanChia(チアシード)をドイツで精製、菌数管理を含めた品質管理をしている。
【 成分と機能性 】
・AcanChia(チアシード)は重量の約1/3が脂質で、その約70%がα-リノレン酸であり植物由来のオメガ3を豊富に含む。さらに食物繊維、各種ビタミン・ミネラルやクロロゲン酸など天然の抗酸化物質も含まれる。これらの成分は成人の心臓疾患やII型糖尿病のリスクを軽減するものと考えられる。
・AcanChia(チアシード)はスポーツニュートリションとしてもエネルギーや持久力を高める効果があり、アスリートらに肉体的・精神的なサポートをもたらす食品でもある。
・AcanChia(チアシード)に含まれる必須アミノ酸であるオメガ3は体内で吸収され易くAcanChia(チアシード)は「天然のパワフルスーパーフード」と呼ばれる。
・AcanChia(チアシード)に20%以上含まれる植物由来のタンパク質はバランスの取れた必須アミノ酸を作り、栄養素と共に低脂肪の筋肉形成を促し、運動能力の向上をもたらす。
・AcanChia(チアシード)のクロロゲン酸などの抗酸化物質のORAC値(活性酸素吸収能力値)は10,250/100gと非常に高く、ブルーベリーの約5倍である。これらがフリーラジカルを抑制し、運動中に必要な酸素を供給する。
【 AcanChia(チアシード)の特徴 】
・EU当局によるAcanChia(チアシード)取扱いの認可を取得(EC)No 258/97 Article 5
・産地ラテンアメリカでの精製品をドイツのAcanChia(チアシード)社の設備で純度99.9%までさらに精製、化学的処理は一切行われない
・グルテンフリー、ラクトースフリー、アレルゲンフリー
・低糖度、低ナトリウム、高食物繊維
【 安全性 】
・中南米にて伝統的な食品として5500年も前から食されてきた歴史を有する
・AcanChia(チアシード)はEU法規に従いノベルフードとして認められている
・毒性、アレルギー反応の報告例は無い
・農薬などの化学物質、重金属、微生物などの高度な品質管理を実施
【 食品への利用と推奨摂取量 】
AcanChia(チアシード)の1日当りの推奨摂取量は15g以下
[食品への利用例]
・チアゼリー:1/3カップのAcanChia(チアシード)に2カップの水を加え撹拌して10分経過するとゼリーを形成、冷蔵で5日間保存可能
・チアスムージー:スプーン2杯のチアゼリーをお好みのジュースと混ぜ10分程でスムージーとなる
・チア入りパン、ベーカリー製品:生地に混ぜるだけでクリスピーな食感
AcanChia(チアシード)はほぼ無味無臭のためサラダやシリアルなど様々な食品に利用が可能
生産国(地)または原産国 | 南米 |
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関連リンク | http://www.healthynavi.co.jp/healthFood/chiaseed.html |