イミュノスポアはポストバイオティクス素材です。
ポストバイオティクスとは宿主に健康上の利益をもたらす不活化した微生物及びその成分からなる製剤です。
マクロファージ(生体内に侵入した細菌などの異物を食べる細胞)を活性化することにより、免疫調整機能を高める働きが示唆されています。
サビンサは、この熱不活性化芽胞/細胞を調製する新規プロセス、およびマクロファージを活性化することによる免疫調節機能についての特許を取得しました。
(米国特許 第16396876号)
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■ 製品情報
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・基原原料:有胞子性乳酸菌(Bacillus coagulans)
・規格成分:乳酸桿菌胞子数 150億個/g (不活化前)
・性状:褐色粉末
・推奨摂取量:150~200mg×3回/日
・品質保持期限:製造より2年(常温保存、未開封にて)
・用途:免疫サポート
・性状:粉末
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■ 関連商品
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有胞子性乳酸菌「ラクトスポア」
60億個/g
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■ 免疫修飾
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・マクロファージは、人の体内にある自然免疫系の特殊な細胞である
・細菌やその他の病原体の検出、貪食(食作用)、破壊に関与している
・また、マクロファージはT細胞に抗原を提示し、特定のサイトカインを放出することで適応免疫応答(獲得免疫)の構築に寄与する
・マクロファージが特定の微小環境刺激やシグナルに反応して、異なる機能的表現型に変化する過程を、マクロファージの分極化と言う
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■ 熱不活性化
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・イミュノスポアは、110±2°C、0.8±0.2気圧、5~8時間の条件で熱不活性化
・熱不活性化された芽胞は、入口温度115~150℃、出口温度55~70℃の条件でスプレードライ
・スプレードライ粉末は、さらに12120°C、1.5±0.2気圧、15~30分間熱処理
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■ 各種分析
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RAW264.7マウスマクロファージ細胞をイミュノスポア(死菌)で6時間処理し た
(分析)
細胞生存率
マクロファージ分極誘導
貪食アッセイ
サイトカインプロファイル解析