ローズマリー(Rosmarinus officinalis)は 3000 種あるとされるシソ科の常緑低木。9℃~28℃の気温下で年間降水量が平均で 200mm から 1500mm の環境で50センチから20センチまで成長。薄い青から青紫色の花は成長とともに開花し、香りは冬の終わりから春先にかけてがピーク。サビンサ社の抽出物、オイルは、蒸気蒸留または有機溶媒にて、花、茎、葉から抽出しています。
有効成分:ウルソル酸 20%以上、カルノシン酸 15%以上
【 ローズマリーの有用性 】
抗ウィルス、抗菌、抗酸化、集中力向上、神経ストレスの緩和、リラックス、湿疹・かゆみ止め、リウマチ、外傷治療、痛み緩和、局所適用による血液循環の向上
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■ 万能ハーブ、ローズマリーエキス
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古くから多くの文明において神聖な植物(花)とされてきたローズマリー。香料味のみではなく食肉中の脂の酸化や食品の腐敗、栄養機能の低下を抑えるという働きがあります。現在では花の香りに''癒し''や'リラックス''の効果の他、オイルや抽出物から作られた石鹸、洗剤など抗菌の作用の特性を生かして幅広く利用されている万能なハーブなのです。
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■ ウルソル酸の働き
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ウルソル酸とは植物の葉や果実などの表面にごくまれに少量含まれる物質で紫外線や乾燥などの外的刺激から守る働きがあるとされています。また、コラーゲンファイバーの復元を助ける働きがあることから、アンチエイジング,アンチリンクル(抗皺)作用、マウスの肌実験では肌の弾力を出すことがわかっています。サビンサ社で行ったボランティアによる臨床試験では、ウルソル酸を 0.2%含有したクリームの使用により、皺の深さを抑える作用があることがわかっています。
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■ 抗菌作用
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ローズマリーはウルソル酸を含有し、その派生物にはブドウ球菌、グラム陰性菌血症、単純ヘルペス(in vitro)などの増殖を防ぐ抗菌作用があることがわかっています。サビンサ社の防臭加工のローズマリーエキスは in vitro において、坑ウィルス性があること側かっています。低濃度ローズマリーエキスでは HIV 感染防止、細胞損害効果が観測されています。