ニガウリは、インドアーユルヴェーダ処方薬の中で、植物インスリンとしてよく用いられています。有効成分はチャランティンです。糖尿病患者の耐糖能を顕著に改善した事例も有ります。
サビンサ社のモモルディシンはモモルディカチャランティア抽出物としてチャランティン0.5%含有で規格化(エタノール抽出)しました。
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■ 糖尿病の測定
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糖尿病の診断:グルコースの経口負荷試験
空腹時にグルコース75g摂取。摂取前と2時間後の血糖値の変化を測定。
★空腹時値
[正常値]110mg/dl未満 / [糖尿病域]126mg/dl以上
★75gOGTT 2時間値
[正常値]140mgdl未満 / [糖尿病域]200mg/dl以上
★75gOGTTの判定
[正常値]両者を満たす正常型 / [糖尿病域]いずれかを満たす糖尿病型
[正常値][糖尿病域]正常型にも糖尿病型にも属さない境界型
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■ モモルディカチャランティア
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モモルディカチャランティアの血糖値降下のための2つの作用
チャランティンは、果実のアルコール抽出によって得られる結晶である。
アロキサン投与されたウサギの血糖値をさげる働きが報告されている。
P-インスリン:V-インスリンとも知られており、長いポリペプチド構造を持ち、薬理学的に牛インスリンと類似している。