~クルクミノイド95%で規格した高純度素材~
クルクミンは、ウコン(Curcuma longa)の根茎に含まれる成分です。明るい黄色を呈することから食品・布などの着色に用いられるほか、抗酸化作用、抗炎症作用、肝臓サポート作用などに優れることから健康食品にも人気の素材です。ウコンの根茎には他にデメトキシクルクミンなどの類縁体が含まれ、クルクミンとこれらはまとめてクルクミノイドと称されます。
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■ クルクミンに報告されている主な作用
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【 抗酸化作用 】
細胞膜やDNAにダメージを与える活性酸素種を消去する作用は、体をダメージから守り健康に保つうえで有用な機能です。クルクミンC3コンプレックス®はDPPHラジカル(人工のフリーラジカル)に対し、濃度依存的に消去作用を示しました(自社試験)。
【 肝臓サポート作用 】
ラットに高脂肪食とアルコールを与えて6週間飼育する際、クルクミンの経口投与によってアルコール代謝酵素の活性上昇、肝細胞のダメージの抑制が観察された例が報告されています。(Lee HIら, 2013)
【 抗炎症作用 】
ウコンはインド伝承医学「アーユルヴェーダ」において感染症、糖尿病、リウマチなど様々な症状に対し利用されてきましたが、近年、炎症の反応経路の一つ「COX経路(シクロオキシゲナーゼ経路)」の阻害作用をもつことが報告されています。この作用に関連して、膝の痛みなどをもたらす関節炎に対しても有用性が期待されており、実際に「クルクミンC3コンプレックス®」を使用した臨床試験も実施されています。
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■ サビンサだけの「白いクルクミン」
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【ホワイトクルクミン】
クルクミノイドの還元型である「テトラヒドロクルクミノイド」で規格することで、より高い生体利用効率を備えたオフホワイト色のウコン素材です。通常のクルクミノイドより高い抗酸化力が確認されているほか、メラニン生成阻害作用等も確認されており、美容サポート向けの製品にもおすすめです。