NMN(β−ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、
体内でNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)に変換される成分で、「NADの素」となる食品素材です。
摂取によって体内のNADを増やし、
サーチュインなどのNAD依存性酵素の働きを引き出す食品素材として注目されています。
サーチュインなどのNAD依存性酵素は、
NADの消費と交換に核内タンパク質の修飾や伝達物質の産生が行われ、健
康や老化に関わる遺伝子群の発現、組織や細胞の機能維持、DNA の保護・修復がなされています。
NMNやNADは体内で作られる成分ですが、加齢や飽食、飲酒、運動不足、肥満により減少します。体内のNADが不足すると健康、老化、全身の組織に負の影響をもたらすことがわかっています。NADは細胞膜を通過できないため、摂取しても体内に取り込むことはできません。
そこで、「NADの素」が注目されています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■国内精製
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
小林香料のNMNは自社工場(山形県米沢市)で再結晶化により不純物を除去した国内製造品です。
純度に加えて、不純物のα-NMNを管理・規格化しました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■優れたかさ密度と流動性
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
小林香料は不純物除去とカプセル充填性を両立したNMNの製造方法を確立しました。
かさ密度が高く、流動性が良好な粉末のため、3号カプセルに250mg以上の充填が可能です。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■商品化サポート
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
NMNの臨床データは、2020年代に入ってから急速に蓄積されています。
長寿遺伝子やサーチュイン遺伝子といったイメージが先行しているNMNですが、
そのメカニズムや臨床データはあまり知られていません。
小林香料は不明瞭とされてきたNMNの作用やエビデンスを丁寧に説明して、
商品開発や販売促進のお手伝いをさせていただいています。