アカマンボウは、疲労抑制物質バレニンを含有しています。バレニンは、イミダゾールジペプチドのひとつで、今後注目の素材です(特許出願中)。アカマンボウの有するバレニンは、エキス換算するとクジラの3倍と言われています。
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■ アカマンボウのバレニン含有量
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イミダゾールジペプチド含量(mg/100g)
カルノシン/アンセリン/バレニンの比較
【 1 】 アカマンボウ(背肉普通筋)
カルノシン549/アンセリン11.4/バレニン2561
【 2 】 ミンククジラ(赤肉)
カルノシン455/アンセリン7.26/バレニン1889
【 3 】 メバチ
カルノシン5.25/アンセリン1002/バレニンND
【 4 】 ビンナガ
カルノシン4.49/アンセリン874/バレニンND
【 5 】 ニワトリ
カルノシン294/アンセリン120〜1033/バレニン5
アカマンボウ : 2016年バリ島沖インド用(9個体平均値)
ミンククジラ(赤肉) : 2016年度調査捕鯨副産物(南極海)
メバチ : 2012年タヒチ東方沖漁場漁獲魚(9個体平均値)
ビンナガ : 2011年北マリアナ諸島東方沖(4個体平均値)
ND=未検出
(日本水産学会誌より)
※エキス粉末の場合、アカマンボウはクジラより3倍のバレニンを含みます。
アカマンボウは、フグ目のマンボウとは全くの別種です。大洋域の海面近くから水深500mまでに生息する大型の補食性魚類でマグロのはえ縄にかかります。大きいものは全長2m、20〜40kg前後が多い。日本では主に遠洋はえ縄漁法で混獲され、総菜原料や加工品として市場に出回っています。一般消費者の認知度は低いが、徐々に注目度が高まっています。
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■ イミダゾールジペプチドの健康効果
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【抗疲労性】
動物の生理的pH領域において強い緩衝能を持ち、運動時の乳酸生成やATP分解によるpH低下を抑制。つまり、筋肉疲労を抑制する。
【筋肉持続】
特別な運動をしなくても、日常生活における運動の中で筋肉が落ちにくい体に。ロコモ対策としても効果が期待される。
【抗認知症】
70〜77歳男女にバレニン200ミリグラムを含む抽出物を12週間毎日投与したところ、認知機能や集中力のテスト結果が向上。脳の血流量なども改善が見られました。(星薬科大、塩田清二特任教授、平林敬浩特任助教授)
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■ 錠剤やドリンクに加工可能
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【健康食品】
サプリメントの場合、バレニンの摂取目安は、1日200mg。一般的な錠剤の大きさで1日3〜4粒が摂取目安です。
【清涼飲料水】
アカマンボウエキスは水溶性のため、液体にも加工が可能。1日50mlでも十分摂取目安量を補えます。
※弊社では安定供給が可能です。
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■ 原料規格
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・商品名/マンダイエキス粉末
・一般名/バレニン含有魚抽出エキス末
・原材料表示名/マンダイ(アカマンボウ)
・品質保証期限・賞味期限/未開封1年
・原料最終加工国/日本
・原産地/インドネシア
【栄養成分100gあたり】
・エネルギー/371kcal
・たんぱく質/90.0g
・脂質/0.1g
・炭水化物/2.4g
・ナトリウム/0.7g