胎盤に由来し、多様な栄養素を含み、古くから珍重されるプラセンタ。医薬品から始まった活用実績も豊富で、美容素材としての認知度も高い。230億円ともいわれる市場には、多くのサプライヤーが参入しているが、1960年代から研究を続ける一丸ファルコスはその中でも最古参の一社だ。「プラセンタパウダーT-100」 は、積み上げた研究・販売実績に加え、価格競争力も備える同社初の海外産豚を原料とした100%エキス末となっている。
プラセンタがさまざまな美容効果を持つことは広く知られている。クレオパトラや楊貴妃、マリー・アントワネットらの歴代の美女が若返りや美容目的で使用していたとされ、不老不死の秘薬を求める始皇帝が愛用していたともいわれている。
プラセンタが歴史上の人物にこれほど愛用されていたのは、胎盤が原料となっていることと無関係ではない。胎盤は、妊娠期間中の胎児の各種臓器に代わるものであり、成長に必要な栄養、ホルモン分泌、免疫作用などの機能を果たす。実際に、アミノ酸、各種ビタミン・ミネラル、成長因子、多糖類、ホルモンなどが豊富に含有されていることも確認されている。
動物は本能的にこの事実を分かっているのだろう。肉食動物だけでなく、草食動物でさえ、産後の体力回復のために胎盤を食べる。漢方では強壮・強精の目的で利用され、欧州、日本でも医薬品の人胎盤エキスが開発され、肝機能改善や美白などの効果が報告されている。
こうしたすぐれた高い機能に早くから注目していたのが一丸ファルコスだ。日本で1960年代初めにプラセンタ化粧品が市場へ流れ始めたのに合わせるように、プラセンタの研究を開始。1967年に医薬品原料などの国内販売と輸出入を開始すると、1969年にはプラセンタエキスを発売。1970年には同エキスの医薬品の製造承認を得る。そこから次々にさまざまな原料の研究を開始し、これまでにウシ・ブタ由来の素材を発売している。
2015年に発売を開始したプラセンタパウダーT-100はその中でも戦略的な製品となっている。十分な認知度と機能性を誇るプランセンタを「よりリーズナブルに提供したい」。そうした想いで、海外に原料を求め、タイにたどり着く。現地の大手食肉メーカーと契約し、まずは安定した供給体制を確保。
最優先に据える安全性については、飼育から生産までを国際的な食品衛生管理方式のHACCP基準で一括管理。日本からもスタッフが何度も足を運び、クオリティ面の指導を徹底。それにより、安全で高品質ながら、従来よりも手ごろな価格での100%エキス末のプラセンタ供給を実現した。
機能性についても十分に研究が行われており、多くのエビデンスが得られている。
健康な20~50代の女性10名を被験者とし、豚プラセンタエキス(33.3%品)500mg、または1000mgを5週間摂取したところ、色素沈着面積の減少が確認された。
健康な20~50代の女性10名を被験者とし、豚プラセンタエキス(33.3%品)500mg、または1000mgを5週間摂取したところ、目立つ毛穴数の減少が確認された。
上記の結果からプラセンタパウダーT-100に換算すると1日111mgの摂取で、各種の美肌効果が期待できると考えられる。他にも抗疲労におけるエビデンスもあり、高いポテンシャルが実証されている。
プラセンタパウダーT-100はドリンクやサプリメント、食品など用途に応じて様々な加工に対応する。
また、国産にこだわるなら、SPF豚の胎盤を原料にしたプラセンタパウダーPS-G、プラセンタエキスP-Fの供給も可能だ。
圧倒的な知名度と高い機能性で拡大を続けるプラセンタ市場。安全性が選択における重要なポイントのひとつとなるが、併せて、神秘の原料ともいわれるプラセンタに対する知見がどれだけあるかも見逃せない要素といえる。
60年におよぶプラセンタとの関わりは、それだけでもプラセンタサプライヤーとしての十分な“安心感”といえるだろう。
同社が20~60代の女性503人を対象に行ったアンケートによるとプラセンタの認知度は68.6%だった。効果については33%が実感したと回答。50代では43%だった。
世界基準の衛生管理手法。食品の安全を脅かす健康被害の原因の混入リスクを作業工程を分析することで低減し、衛生管理を改善し維持していくための手法。日本では改正食品衛生法により、2020年6月から食品を扱う全事業者に対し、HACCPによる衛生管理が義務化されている。
サンティエラ プラセンタ
La Mer(ラ・メール)
輝きソフトカプセル
【 一丸ファルコス株式会社 】
≪事業内容≫
化粧品原料、健康食品原料および
医薬部外品原料の研究開発、製造、
販売ならびに輸出入
https://www.ichimaru.co.jp/
≪所在地≫
■本社・研究所
〒501-0475
岐阜県本巣市浅木
318番地1
TEL : 058-320-1030
FAX : 058-320-1041
gifu@ichimaru.co.jp
■東京営業所
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町3丁目
10番1号 かしきち人形町ビル4階
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■大阪営業所
〒541-0044
大阪府大阪市中央区伏見町2丁目3番7号 大拓ビル14 6階
TEL : 06-4706-3885
FAX : 06-4706-3886
不老不死の秘薬を探し求めた始皇帝、絶世の美女であるクレオパトラ・楊貴妃などが若返り・美容目的で愛用していたといわれ、古来よりその存在は知られていました。ひとつの受精卵からわずか数カ月で赤ちゃんへと成長させるまさに「生命の源」であり、「神秘の器官」と呼ぶにふさわしいといえます。
当社は国内プラセンタ化粧品の黎明期からその可能性に着目し、長年研究を続けていますが、それでもまだ十分といえず、その魅力を存分に引き出せていないと感じています。プラセンタは、それほど奥が深く、魅力的な成分です。
『プラセンタパウダーT-100』は、一事業として養豚を行うHACCP管理の行き届いた農場・製造工程を経て製造されており、各種有用性も確認されています。価格競争力がありながら、当社としても自信をもって提供できる高品質な製品です。今後もプラセンタを利用したより良い製品の開発を継続し、少しでもその魅力を感じていただけるよう尽力していきたいと思います。
- 一丸ファルコス株式会社
- ■本社
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