医療現場で脚光を浴びる 交流磁気治療 【健康美容EXPO】

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特別企画 古くから親しまれる健康機器 交流磁気

膨張する医療費削減の一翼を担うものとして、健康関連商材への期待が高まりつつある。健康食品の摂取などによる健康維持とともに運動やマッサージといった理学療法も中高年を中心に根強い支持を集める。そうした中で、昨今、医療現場で再脚光を浴びる「交流磁気」について、レポートする。

交流磁気とは

磁気による人体の影響に関する研究の歴史は古い。すでに1950年代より世界的に行われていたともいわれる。1980年代には、特に活発に行われていたという。一般的には、磁気ネックレスや小さな磁石シールを貼るタイプの“健康法”が、一世を風靡したこともあり、知られている。「交流磁気」については、耳慣れない向きが多いかもしれないが、実はその歴史は、永久磁石のようないわゆる直流磁気よりも長い。

磁気の生体へのメカニズム

両者の違いは、それぞれを人体に作用させることで明確になる。直流磁気の場合、実は磁気は人体にはほとんどエネルギーを与えない。正確にいえば、何もしないわけでなく、血液が流れたときだけ反応し、電気が発生する。いわば化学反応を促進する触媒のような作用を行う。一方、交流磁気では人体に作用させた場合、血液の流れの有無に関係なく、電磁誘導により体内に新しいエネルギーを発生しながら二次電流を生じるため、発生する磁場の範囲が広く、体の深部まで磁力線が浸透する。そのため、その効果が大きくなるといわれる。

 

交流磁気がもたらす健康効果のメカニズム

磁気の生体への作用メカニズム

なぜ磁気が人体に好影響を与えるのか。それについては古くから研究が行われている。発端となっているのは、「磁気」と「電気」、そして「生体」との三角関係にある。磁気と電気は表裏の関係、そして電気と生体とは密接な関係にある。従って磁気と生体との間にもなんらかの関係がある、という考えである。1958年には、その関係を確認し、ある種の疾病治療に使用できる、との発表もなされている。

身体を貫通する磁力線

磁気欠乏症という説も逆説的に磁気の体への好影響を裏付けるものとして、唱えられている。近年の建造物の鉄骨化により、磁場が吸収され、建物内が磁場不足となり、その結果、いろいろな不調や症状が発生する、というものだ。この考えにおいては、不足する磁場を磁気治療器などで人体に補給することで、体調の好転がみられるということになる。一方で、磁気を浴び過ぎることによる磁気過剰症についても臨床検査が行われており、人体においては認められない、との見解が示されている。

最近では医療現場での活用事例もあり、注目されている

医療現場で活用される交流磁気機器

古くから研究が続けられる交流磁気治療器を使った疾病の改善例は数多い。成人病、慢性疾患、心身疾患、自律神経疾患、運動機能の回復…など、物理療法の中でも歴史のある交流磁気治療器は、その愛用者を増やしながら、優に半世紀以上も利用者の健康に寄与してきた。最近では、医療現場でも活用され、脳疾患後の痛みを手術ナシで軽減するものとして注目を集めている。さまざまな疾病に対する効果発生のメカニズムはいまだ解明されていないが、健康関連アイテムでこれほどまでに長く愛用されているものも珍しく、そのこと自体がある種の説得力を放っているともいえる。

 

トピックス

交流磁気治療器のはじまり

日本初の交流磁気治療器を開発したのは、東北帝国大学工学博士の藤山常一氏。1932年のことだった。開発にあたり、手製の変圧器を取り付けた50kWの電気炉を作り、石灰石で木炭を電熱で溶解し、カーバイトの製造実験を重ねる傍ら、高圧電線下の植物の成長が早いことに着目し、「ヒトにもいいのでは」、ということがその発端といわれている。

東北帝国大学工学博士の藤山常一氏

活躍する磁力

体にいいとされる磁力は人の生活向上にも貢献している。磁気浮上式鉄道、つまりリニアモーターカーは、磁力による反発力、吸引力で車体を浮上、推進。500キロ超のスピードを誇る大量輸送機関として、実用化に向け、実験が進められている。JR東海では700㌔を目指すとしており、航空機に準ずる速度で快適かつ騒音の少ない輸送機関として、期待される。

“交流磁力”に詳しい株式会社マグネタイザー 川崎社長にお話を伺いました。

健康長寿増やすお手伝いがしたい

日本の将来は今後さらに高齢化が進みます。その結果、なにが起こるのか。膨大な年金や医療費、介護費用等が必要となり、国家財産の多くが消費され、行き届いたサービスが望めなくなります。医学技術は確かに進歩していますが、残念ながら病気は増え続け、さらにいえば治りにくくすらなっています。ではどうすればいいのか。ひとりひとりが病気にならないよう危険因子を取り除き、生活習慣に気を配り、「健康は自分で築く」という意識改革をすることが重要となります。交流磁気による健康維持もその一つになりうるものだと確信しています。弊社のマグネタイザーは発売以来80年以上愛用され、健康維持において多くの方々に貢献してまいりました。最近では、医療現場でも活用されるなど、その機能が再脚光を浴びつつあります。私どもとしましては、今後、リハビリセンターのような施設に機器を導入し、元気な高齢者をひとりでも増やすお手伝いが出来ればと考えております。

株式会社マグネタイザー 川崎丈一郎社長

株式会社マグネタイザー 川崎丈一郎社長

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