多様な炭パワーを最大化する特許技術『機能性食用炭™の顆粒化』/炭プラスラボ株式会社

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多様な炭パワーを最大化する特許技術『機能性食用炭™の顆粒化』

その機能性に着目した炭原料を幅広く展開する炭プラスラボ株式会社。半世紀以上にわたる食用炭の研究では、あらゆる角度から機能性をリサーチ。完成までに3年以上の歳月をかけた機能性食用炭微粉末の顆粒化(分散加工化)は製品化の可能性を大きく広げた「成果」のひとつだ(特許第7463687号)。どのようにして、課題を克服し、“機能性炭”の最大化を実現したのかーー。

炭プラスラボ株式会社 食用炭研究のパイオニア

炭の吸着性に着目し、植物の種類や炭化方法によって吸着性能や吸着物質が異なることを発見した同社創業者の横山功夫氏。厳選した植物由来の素材を活用し、次々と機能性食用炭™を開発している。

機能性食用炭4種類の画像

多様な機能性の開発は、研究者としての優れた成果だ。一方で、商業化においては炭原料は微粉末では水に溶けず、流動性もよくなく、カプセル充填ができないなど、扱いが難しい側面がある。

同社は、こうした機能性原料としてのデメリット解消も並行して研究テーマに据え、試行錯誤。その結果、3年以上を要し、行き着いたのが、炭原料を顆粒にするという“解”だ。

4種類の機能性食用炭™とそれぞれの特性

ダイエット、総合アンチエイジング(美容・健康)の画像

まずは、炭研究の成果をみてみよう、主なものには以下がある。

  • 伊那赤松妙炭
  • 機能性ヤシ殻活性炭
  • 鎌倉珪竹炭
  • 紀州微長短活性炭
それぞれの炭の主な特徴

各炭の機能性と科学的根拠

各機能性食用炭™は、さまざまな試験によりその効果が検証されている。

例えば、伊那赤松妙炭®はマウス実験で抗肥満効果が確認され、機能性ヤシ殻活性炭™は終末糖化物質(AGEs)の吸着率が100%であることが示されている。

伊那赤松妙炭と、機能性ヤシ殻活性炭の画像

顆粒炭化で実現した使いやすさと応用の広がり

こうしたさまざまな天然の炭から開発した機能性炭素材の機能を最大限に活かすのが、機能性食用炭微粉末の顆粒化だ。

機能性食用炭微粉末の顆粒化の加工工程

「赤松(伊那赤松妙炭®)、ヤシ殻(機能性ヤシ殻活性炭™)、竹(鎌倉珪竹炭®)、ウバメガシ(紀州備長活性炭™)」は、いずれも顆粒炭タイプでの提供が可能となっている。

そのため、食品や飲料に混ぜたりする利用方法や、また「カプセル充填」が容易で、カプセルタイプのサプリメント品としての利用も可能になり、使い勝手に優れる。

顆粒炭はボトルに入れた「ふりかけタイプ」などにも活用でき、その用途は多岐にわたる。黒い微粉末が飛散しないため、周囲を汚さず、またサラッと溶ける(水に分散する)のでその使い勝手の良さが高く評価されている。

顆粒化に際し、天然オリゴ糖ラフィノース・水溶性食物繊維イヌリンといった原料を追加配合している点も、炭の性質を知り尽くすがゆえのこだわりだ。ともに腸内環境改善・便通改善に有効と言われ、炭が毒素を吸着後に排出を促す事を補完している。
その結果、顆粒化(分散加工化)した機能性炭原料は、飛ばず、舞わず、使い勝手にすぐれ、炭のポテンシャルを手軽に日常生活に取り入れることを可能にした。

(参考)機能性食用顆粒炭は生菌のコーディング剤にもなる

分散加工した機能性食用顆粒炭は、乳酸菌などの生菌と混ぜても生菌の死滅を防ぐコーティング剤として機能することが実験により明らかとなっている。

【試験方法】
各種菌のコロニーを元に滅菌生理食塩水に1コロニーを懸濁し、元菌液とする。元菌液に炭を入れた区と非添加の区に分け、それぞれに希塩酸を加えた後に放置し、C.butyruicum(酪酸菌)とB.pseudolongum(ビフィズス菌)はGAM培地を用い、L.acidophilus(乳酸菌)はLGB培地に塗布後、嫌気培養し菌数を測定した。
【結果】
各試験群に於いて、炭投与区の生菌数が非添加区と比較して多く検出される結果となった。これにより、分散性のある炭を水分に懸濁させる事で、生菌数を維持する担体としての機能性がある事が示唆された。
【考察】
全菌種において、炭添加区の成績が優れる事より、炭素分子構造等が何かしら菌体破壊に関わるpH因子を阻害している事が示唆され、この事により、生菌製剤と分散性の炭との混合物に関しては、胃酸等の通過力を高めたサプリメントなどへの応用が期待される。

本検討に於いては塩酸浸漬時間も30分と実際の消化時間に近い設定の為、特に胞子を持たない生菌製剤等との組み合わせに炭製品が有効であると示唆され、また、ビタミンや医薬成分の腸管内到達率の向上等にも応用できる可能性もあり、今後の更なる研究検討が望ましいと判断された。

機能性食用顆粒炭の生菌コーディング有無試験

安全性と信頼性

エクオール乳酸菌の3つの作用

機能性食用炭™の顆粒炭は「炭組成物」で特許を取得。
Activated Charcoal/機能性食用炭のロゴマークを商標登録している。

TOPICS

イヌリン

炭原料の顆粒化にあたり、サポート成分として配合されている。炭原料には「便秘になりやすい」側面があり、整腸作用および便通促進作用があるイヌリンは補完成分として相性がいい。
水溶性食物繊維であるイヌリンは腸内で発酵分解することで、フラクトオリゴ糖に変化することが知られている。フラクトオリゴ糖は、消化されることなく大腸まで到達してビフィズス菌など善玉菌を増やし、お腹の調整を整える。

お腹の画像

ラフィノース

北海道の大地で育てられた甜菜(砂糖大根※ビートとも呼ばれる)から抽出・精製された 天然由来のオリゴ糖(※オリゴ糖とは2糖類以上のもの)。大腸に達したラフィノースは腸内の善玉菌、ビフィズス菌の増殖源となり、悪玉菌といわれる大腸菌・ウェルシュ菌等の活動を抑制し、善玉菌優勢の腸内環境に整える。

深海水の取得方法の図

会社概要

■ 炭プラスラボ株式会社

≪事業内容≫
  1. 食品及び食品添加物の研究・開発(機能性食用炭™・還元ミネラル水素パウダー™・水溶性イオン化ケイ素™・還元発酵乳酸菌®・エクオール乳酸菌™・還元NMN®・真珠貝アパタイト®・還元発酵フルボ酸®等の研究開発)
  2. 健康食品・健康飲料・健康器具・化粧品・医薬部外品・生活用品・介護用品等の開発及び販売
  3. 食品特殊加工技術の研究・開発
  4. 活魚・生花・野菜等の長期保存技術の研究・開発
≪資本金≫
5,000万円
≪所在地≫
〒234-0054
神奈川県横浜市港南区港南台
8-12-9
TEL:045-349-3451
http://sumi-plus.jp/

スペシャルインタビュー

炭プラスラボ株式会社 創業者 横山 功夫氏

飛ばない、舞わない。使い勝手に優れる製品に仕上げる独自技術

炭プラスラボの機能性食用炭™は、それぞれの植物の特性を活かし、多様な機能性を提供します。 ダイエット、美肌、腸内環境改善、デトックスなど、幅広い効果が期待されており、健康や美容をサポートする新たな選択肢として注目されています。
長年の研究で、植物由来原料開発において独自ノウハウを蓄積できたことは大きな成果といえます。一方で、より多様なシーンで活用いただくためには課題がありました。それは、炭独特の性質です。
微粉末では水に溶けず、飛散しやすくなるなどで、二次加工が困難になるのです。多くの方に使っていただくためには、単に高い機能性を追求するだけでは不十分。 そう意識しながら、成分研究と並行して進めてきたのが、炭原料の顆粒化(分散加工化)です。
試行錯誤しながら、完成までには3年以上の歳月を要しました。その成果もあり、機能性の炭原料の活用範囲は大きく広がりました。
ボトルに入れた「ふりかけタイプ」、カプセル充填も容易です。食品や飲料に混ぜることもできますので、本当に様々なシーンでご活用いただけます。
天然オリゴ糖ラフィノース・水溶性食物繊維イヌリンといった原料も追加配合し、顆粒化(分散加工化)した、飛ばない、舞わない、使い勝手にすぐれる製品に仕上げる独自技術です。
各種機能性食用炭と合わせ、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

炭プラスラボ株式会社

〒234-0054
神奈川県横浜市港南区港南台8-12-9
TEL:045-349-3451
http://sumi-plus.jp/
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