「創業より半世紀、早い結果の見える技術、サービスの実現をひたすら追求してきました。その間、社会環境、食生活なども大きく変わりました。美しさや豊かさへの願望もより一層高レベルが求められるようになりました。もはや化粧品やエステ施術のみでは限界があります」と

ファスティングスタジオシルキーの松屋裕子氏は説明する。
健全な食生活を通じ、人間教育も行う「食育」、美しくなるための施術である「美容」、そして「酵素ミネラルファスティング」。どれも単体で提供展開されているサービス、どれか一つでも欠けると、不完全。結果が早く見える技術を追求した先にあったのは、異なる3つのメソッドの融合だった。

自身も18歳からニキビなどの悩みでいちユーザーとして大金を費やしてきた松屋氏は、化粧品やエステ施術、美容クリニック、そしてサプリメント等，外から取り入れるだけのアプローチには限界を感じていた。その結果たどりついたのが、酵素ミネラルファスティングの美容への応用。そして、約500名のカウンセリング経験から、細胞が蘇ることで美しく痩せる、健康美の肌・髪を育てる美容法の実践であった。

同校はいま、さらに美の領域を広げ、

ハーブトリートメントカラー

も扱う。ファスティングにおいて、体内デトックスをしているにも関わらず、カラーリングでは有害物質が入っている製品を使用。この矛盾を解消するためだ。美をトコトン追求する同社のポリシーからすれば、排泄作用に注目したハーブ厳選トリートメントの誕生もある意味必然といえる。

ヘアーダイ＝Hair die（髪が死ぬ）
「父が亡くなって骨になったとき、頭骸骨が真っ茶でした。頻繁に染めていた父の毛髪や頭皮から有害物質が出てのものとも考えられます。そうした印象が強く残っている中で、ハーブ専門企業からの提案もあり、ハーブトリートメントカラーへの進出を決めました。美肌・スタイル…そして若さの最後の決め手は、美しい髪。髪の状況で、見た目年齢が大きく変わります」と松屋氏はハーブトリートメントカラー開発の経緯を話す。