株式会社シャローム 選ばれるOEMに求められる新スタンダード

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情報提供 : 株式会社シャローム

選ばれるOEMに求められる新スタンダード 株式会社シャローム

消費者ニーズが多様化し、モノづくりに求められるハードルが上がっている。そうした中で、独自の製品づくりを模索する企業の受け皿として存在感を増しているのがシャロームだ。常識やセオリーに捉われないモノづくりのスタンスは、常に顧客の期待値を上回る。唯一無二の製品をつくり出すことで、結果的にそこに高い価値をともなわせながら、着実に信頼を積み上げている。

ブランドづくりまでをサポートするモノづくり企業
シャロームは自社を「OBM」と呼び、あえてOEMとは一線を画す

同社は自社を「OBM」と呼び、あえてOEMとは一線を画す。OBMの「B」は「ブランディング」。「より消費者に支持される強いブランドをつくる」の意味が込められている。本来、OEM企業はモノづくりの裏方だ。だが、ブランドづくりまでをサポートする製品に付加価値を与えることはミッション。時には前にも出ながら、クライアントと並走するのが、同社のスタイルとなっている。

あえてそうした難題と向き合うのには2つの理由がある。ひとつは、「消費者ニーズの多様化に柔軟に対応することがモノづくり企業の役割」という使命感 。もうひとつは、「多様なニーズを受け止める体制が整っている」というモノづくり企業としての自負だ。創業以来ぶれない姿勢が、受託企業としての盤石の基盤を築き上げた。

OEM企業はモノづくりの裏方
 
営業、研究・開発、製造の三位一体の生産体制が実現する個性ある製品づくり

拠り所となっているのは、営業、研究・開発、製造の三位一体の生産体制だ。3者がそれぞれの立場からニーズや課題を収集し、その情報が部門間を血液のようによどみなく循環する。その結果、情報はシームレスに共有され、市場で求められる最善の製品づくりのための知見として統合されていく。この強固なスクラムが他社を凌駕する強みとなり、モノづくり企業としての同社躍動の原動力となっている。

「この素材を何とかしたいんです!」。同社はそうした熱い想いの中にこそ、本物のブランディングにつながるタネがあると捉える。難題を突き返すのは簡単だ。効率や生産性を考えれば、経営判断としては正しいかもしれない。同社はダメな理由を探すのではなく、開発上、難しい案件でも、実現に必要となるパーツに目を向け、取り掛かる。

 

安全性、安定性は大丈夫なのか。そもそも原料自体のポテンシャルは何か。市場ニーズに合致しているか…。あらゆる角度から精査しながら、実現するために必要な要素を洗い出す。営業、研究、開発が三位一体だからこそ、スムーズな連携で各調査はスピーディーに展開する。蓄積したデータベースもある。そうしたリソースを最大限に活用しながら難題難しい案件は、要望の原型を残しながら製品化へと進んでいく。

原料や素材を最大化するツールとノウハウ

課題を突破する“武器”もある。有機溶媒を使用せず、抽出を可能にする超臨界二酸化炭素抽出装置や深海1万メートルに相当する高圧で素材への浸漬効果等を可能にする超高圧処理装置だ。さらに、機能性を拡大する発酵に関する高度な技術、有効性を拡大するDDS(ドラッグデリバリーシステム)など、原料や素材のポテンシャルを最大限に引き出すためのツールやノウハウも充実している。

図解:原料や素材を最大化するツールとノウハウ

これらを駆使することで、「何とかしたい素材」は、単なる要望からエビデンスを伴う機能性素材へとブラッシュアップされ、さらに委託者の想いを宿す高付加価値な製品へと形づくられていく。市場や技術的な常識に捉われないからこそ生み出されるこうした製品には、例外なく競合との比較といった次元とは異なるレベルの独特の輝きを放つ。それはまさに、クライアント企業の信念に根差す個性あふれる製品と呼ぶにふさわしい。

選ばれるモノづくり企業の新スタンダートとは

委託する企業にとってはそれだけで、最高のブランディングとなる唯一無二の製品――。それを実現に導いてくれる同社に、特に想いの強い企業からの製造依頼が後を絶たないというのも当然だろう。昨今は、より高付加価値で独自性が求められる傾向にある通販用化粧品や、高い機能性とエビデンスが重要になる医科向け化粧品の製造依頼が増えているといい、市場そのものが同社の技量を必要とするトレンドへとシフトしつつある。

超えるのは常識だけではない。同社はここ数年、海外への販路開拓にも力を入れる。日本市場が伸び悩む中で、アジアを中心とした旺盛な海外需要は無視できない。なにより、同社がつくり出す製品が、国境を越えても評価されるチカラを持っていることが、その大きな理由だ。海外展開への体制ももちろん三位一体。ターゲット国のニーズや対応素材の特性などの各種調査も各部門が連携しながら緻密に行われている。

いわゆるOEM企業なら、製造設備を充実させ、顧客の依頼に忠実に応えれば十分にその役割を果たす

常に要望や期待の先を行くモノづくりのスタンス。いわゆるOEM企業なら、製造設備を充実させ、顧客の依頼に忠実に応えれば十分にその役割を果たしているといえる。だが、つくれば売れる時代でない今、選ばれるモノづくり企業に求められるのは、顧客の想いまでを受け止め、カタチにできるキャパシティだ。モノづくりだけでなく、企業としても常識にとらわれることなく、前進を続ける同社。その先に見据えるのは、個性的な製品を企業の数だけつくり上げ、消費者の満足度を底上げする真に価値のある市場づくりだ。

シャローム 企業特集
トピックス
 
売れるモノづくりを支える3つのチカラ

■ 調査力
クライアントとの最前線に立つ営業部隊は全員女性。女性目線、生活者目線で捉える ニーズは斬新で的確だ。 それらを開発陣との情報交換で実践できるアウトプットに変換し、提案することで、クライアントの深層にまで入り込む。

■ 技術力
発酵、ナノ粒子化、香り。いずれも素材の可能性を最大化する技術で、同社がクライアントとの期待を上回る製品づくりを支えている。同社独自の発酵技術により、製法特許取得済みのステビア発酵エキス、麹発酵エキスなど、超高圧処理装置、超臨界CO2抽出装置を使用し、機能性、市場性において差別化できる化粧品原料を開発している。

■ 開発力
常識にとらわれない開発スタンスは、前例に捉われないことを意味する。だからこそ、裏付けのための効果測定は徹底。試作品の評価ではテクスチャー、香り、皮膚刺激性など従来の官能評価だけに留まらず、成分に精通した多くの評価者が数値化を行うなど客観的検証も実施。試行錯誤と検証を何度も繰り返し、唯一無二の製品をつくり上げる。

設備紹介
超高圧処理装置、超臨界CO2抽出装置の導入

超高圧処理装置、超臨界CO2抽出装置の導入。同装置利用による基本物性を研究している大学と共同研究を進める。100MPaの超高圧による抽出技術の蓄積と、二酸化炭素を溶媒とした超臨界CO2の用途研究と開発(化粧品、健康食品、香料など)に力を入れている。共同研究、テストバッチの依頼を受けている

 
シャローム 会社概要

【株式会社シャローム】

≪事業内容≫

  • ◎化粧品の受託製造
  • ◎医薬部外品の受託製造
  • ◎化粧品・医薬部外品の輸出入業務
  • ◎化学製品の製造・販売
  • ◎健康食品の受託

≪所在地≫

■本社・工場
〒401-0511
山梨県南都留郡忍野村忍草字立沢 3041-6
TEL:0555-84-4201
FAX:0555-84-4203
■東京オフィス
〒150-0034
東京都渋谷区代官山町8-13
代官山ハマダビル2F
TEL:03-5457-0711
FAX:03-5457-0712
■富士宮研究所
〒418-0067
静岡県富士宮市宮町8-17 
かぎや第2ビル
TEL:0544-29-6327
FAX:0544-29-6328

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インタビュー 株式会社シャローム 開発部 製品開発課 マネージャー 小野寺 裕士 氏
株式会社シャローム 開発部 製品開発課 マネージャー 小野寺 裕士 氏の写真
目指しているのは常識やセオリーに捉われないユニークなモノづくり

顧客の要望に対し、最大限の答えを返すことを我々開発は、最優先に考えています。そのために重要になるのが、情報収集です。原料に関するものから市場でのニーズに至るまであらゆる角度から情報を集め、データベースを構築しています。情報は国内だけでなく海外からも収集し、常に更新。それらを最大限に活用することで、選んでもらえる製品づくりを実現します。

意識しているのは、素材を活かすことはもちろん、より重視しているのが常識やセオリーに捉われないユニークなモノづくりです。それは素材に関することもそうですし、機器によるアプローチなど様々です。そうしたトライアルによって自ずと他社との差別化や「日本初」といった付加価値の提供にもつながっていきます。そのためには、単に依頼されたことに忠実に応えるだけでは難しい部分もあります。ですから先回りするように徹底して情報収集しながら、こちらからも提案できるよう心掛けています。

その際、どうしても突き当たる課題があります。例えば、より効果を実感させるため、機能性成分を高配合したいという要望があったとします。その場合、安全性のリスクを伴います。配合量を増やすことによって、安定性にも課題がでてきます。そうしたリスクに対しても、試験を徹底し、場合によっては協力いただいている皮膚科医と相談もしながら、要望に応えられる最適の解を導き出していきます。

インタビュー 株式会社シャローム 営業部 シニアゼネラルマネージャー 那須 泉 氏
株式会社シャローム 営業部 シニアゼネラルマネージャー 那須 泉 氏 の写真

常に半歩先を見据えて想いをカタチにする

営業部のミッションは開発のアイディアを最大化して、クライアントの商品コンセプトを実現する企画に練り上げることです。クライアントと情報交換する中で、その場で意見を出し合うだけでは前へは進めません。我々は専門家を招いた勉強会で皮膚疾患について学んだり、研究・開発と密にミーティングを行い、さらに独自のルートで市場情報、生活者ニーズの変化を常にインプットして、できる限りクライアントの課題や疑問をその場で解決し、見えない課題を抽出できるよう心掛けています。その結果、スピード感をもって商品化を進めることができるのです。

想いをカタチにする製造・開発体制が整っていることは我々の強み。スピード感を第一に、企画が8割の段階でも前へ進めるのは、長年蓄積したデータがあり、課題を解決に導くツールやノウハウがあるからです。そうやって単なるお試しでなく、本番を想定した高品質な製品を、まずは小ロットでつくることで、良質なデータの取得もできます。それはそのまま、次のステップへとつながっていきます。

最近は香りに関する要望が多く、幅広い業種から相談が舞い込んでいます。医科向けコスメのニーズも高まっています。また、販路として海外展開にも力を入れています。オリジナリティと機能性を備える製品の評価は、国境も越えていきます。そこで、より市場を広げる狙いです。中国を筆頭にアジア諸国や中東方面をカバーし、そのための市場調査や原料開発なども並行して行っています。モノづくりのパートナー企業として、我々は常に半歩先を見据え、できる限りのサポートを致します。まずはどんなことでも気軽に相談して欲しいですね。

 
 

株式会社シャローム

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