関節対応素材 次世代型非変性Ⅱ型コラーゲン「NEXT-Ⅱ®」原料特集【機能性表示対応素材】

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原料特集 ロコモティブシンドローム対策原料の救世主 1000億を超える関節対応市場に 注目の次世代関節素材が誕生 非変性2型コラーゲン UC-Ⅱ(R) 情報提供:株式会社龍泉堂

非変性Ⅱ型コラーゲン「UC-Ⅱ(R)」栄養素としてではなく、“シグナル”として効果を発揮する新原料、『UC‐Ⅱ(R)』はなぜ中高年のQOLを向上させることができるのか。

ロコモティブシンドローム*1)(以下ロコモ)、変形性関節症といった中高年層に共通している“日常の活動が困難”という悩みに対応する原料として最近注目を集めている新素材が、鶏の胸部軟骨から抽出した非変性Ⅱ型コラーゲン『UC‐Ⅱ®』*2)である。関節対応素材として名の知れた“グルコサミン”や“コンドロイチン”との違いは何か、なぜこの素材が中高年の生活の質を向上させることができるのか、原料の特長とマーケットの動向について探ってみた。


ロコモの原因疾患有病者数は4,700万人以上、関節炎に苦しむ中高年層が増加

関節軟骨の構成比

日本整形外科学会により2007年に提唱された概念であるロコモの主な原因には変形性関節症や骨粗鬆症などが挙げられ、特に高齢者は日常生活動作や生活の質に大きな影響を受ける。東京大学医学部の研究グループが、コホート研究の結果をもとに算出したロコモの原因疾患有病者数は4,700万人以上にものぼり、メタボリックシンドローム同様予防医療の分野でもロコモ対策が急がれている。このような状況下、ロコモを商機と捉えて各社各様の健康食品を市場に投入、富士経済の調べによれば2010年のロコモ対応市場の予測は2,289億円に達する。マーケットを先導しているのはすでに消費者に認知が進んでいる“カルシウム”で、約1,000億円。さらにテレビCMなどの露出が目立つ“グルコサミン”や“コンドロイチン”“コラーゲン”“ヒアルロン酸”などの関節軟骨成分などにより関節対応素材のマーケットが構成されている。これらの機能性素材を配合した従来型のサプリメント群は、文字通り“磨耗した軟骨を補う”ために軟骨の構成成分を栄養として摂取する目的で使用される。今回ここで取り上げている“非変性Ⅱ型コラーゲン”は関節軟骨の主成分で、全成分のうち約20%を占める。グラフを見ればわかるが、関節対応素材として認知度の高い従来成分はじつは軟骨内の含有率が低いことがわかる。

 

ハーバード大とヒューストン大の著名な博士が研究・開発を手掛け、エビデンスも豊富な原料


『非変性Ⅱ型コラーゲン』は、まず初期の研究・開発に携わったハーバード大学医学部のデビッド・トレンタム博士が関節リウマチ患者に対する臨床試験を、続いてヒューストン大学薬学部(当時)のディバイシス・バグチ博士が変形性関節症患者に対する臨床試験を、さらにバグチ博士や塩島由晃らの研究グループによる健常な日本人を対象にした臨床試験が、様々な学会や学術誌(論文)に結果を発表していることなどからも、国内外の医療関係者に注目されている新素材。エビデンスと一口に言ってもin vitro(試験管内)やin vivo(実験動物生体内)などの試験結果しか示されない場合が多いのだが、この『非変性Ⅱ型コラーゲン』の場合、ハーバード及びヒューストン両大学が変形性関節症患者や関節リウマチ患者、さらには日本の研究グループによって健常者へのヒト臨床試験を実施している点には驚かされる。最近では、健常な日本人58名の被験者に12週間経口摂取させ、被験者の諸症状を膝の他動性関節可動域(膝の柔軟性及び可動性)、日本版膝関節症機能評価尺度(JKOM)、膝の違和感に関する視覚的尺度(VAS)、運動機能(10m歩行及び階段昇降テスト)、日本版腰痛症患者機能評価尺度(JLEQ)、及び腰の違和感に関するVASといった指標で評価している✻4)。その結果、膝の柔軟性及び可動性、日常生活動作、運動機能(歩行機能及び階段昇降機能)などが有意に改善することが認められた。また、ハーバード大学では関節リウマチにおいて90日間被験者10名に経口摂取させ、関節の痛みや腫れが発生する頻度、手足の硬直、15mを歩く時間あるいは握力などを評価。10名中6名に顕著な改善が認められ、そのうち1名の症状が著しく改善(完治)したという。

トレンタム博士サプリの力

比較グラフなどからもわかるように“消費者の体感”といった抽象的なデータではなく、関節炎の疾病を抱えた患者が被験者であることに、大きな意義がある。急性毒性試験、変異原性試験、亜急性毒性試験などあらゆる安全性の試験にパスしており、副作用などのリスクも一切報告されていないことからかんがみても、通常の整形外科的な治療と併用することにより、治癒・改善に役立つのではないかと推測されるのである。


栄養補給素材ではなく免疫機構に働きかける「経口免疫寛容」というメカニズム


経口免疫寛容

サプリメントは通常、不足した栄養素を補う目的で使用されるものだが、この『NEXT‐Ⅱ®』はそれとはまったく異なる作用機序であるという。通常、コラーゲンを経口摂取してもそのままの形では吸収されず、アミノ酸に分解されたのちに吸収、コラーゲン産生の原料となる…というのが一般の流れ。しかし非変性Ⅱ型コラーゲンの場合、胃酸や酵素によって部分的に分解されるものの、ある程度の大きさのコラーゲン分子のまま、エピトープを維持した状態で腸管に届き、認識されるという特異性があるという。もともと体内に存在する成分と同じものは攻撃しないという免疫システムをうまく利用した、“経口免疫寛容(不応答性)”というメカニズムが働いて関節炎を起こしている部位で免疫の攻撃がストップ、結果的に関節軟骨の産生が促進されるというのが、非変性Ⅱ型コラーゲンの作用機序である。免疫システムに関与しているキラーT細胞が免疫寛容に陥り、Ⅱ型コラーゲンを異物ではなく栄養素として再認識することによって変形性関節症や関節リウマチなどの症状が和らいでいくという、従来成分とはまったく異なる仕組みであることが非常に興味深い。

40歳以上の女性で62.4%、男性で42.6%にもなる変形性膝関節症という大きなマーケット


関節リウマチ

「関節軟骨の変性・磨耗、二次性滑膜炎などに基づく進行性の変性関節疾患」と定義される変形性関節症や、自己の免疫が主に手足の関節を侵すことにより関節痛や関節の変形が生じる炎症性自己免疫疾患である関節リウマチなどは、特に高齢者に顕著なロコモの原因疾患のひとつだ。たとえば膝の変形性関節症(OA)の有病率は40歳以上の女性で62.4%、男性で42.6%であり、腰椎のOAの有病率は40歳以上の女性で65.5%、男性で81.5%であることが東京大学医学部22世紀医療センターの調査によって分かっている。これによると、2,530万人(女性1,670万人、男性860万人)が膝OA、3,790万人(女性1,900万人、男性1,890万人)が腰椎OAにかかっていることになるのだ。ここまで高い罹患率となると、糖尿病をしのぐまさに“国民病”といっても過言ではないだろう。

関節炎になるのはなにも中高年層だけでなく、スポーツなども原因となるため、母数から考えても今後この罹患率が上がっていくことは容易に推測できる。予防医療や介護予防といった概念の啓蒙が進んだとしても、自らの運動機器に不具合が生じる可能性は少なくない。であるならば、“非変性Ⅱ型コラーゲン”という関節対応素材の救世主を、医療の東西を問わず試してみるべきではないかと感じた。

日本人の健常者での臨床実験

変形性膝関節症を持つ人だけではなく、健常者を対象とした関節の柔軟性・可動性の臨床試験も行われた。

まとめとして、具体的な機能性としては、
① 膝(ひざ)関節の柔軟性・可動性を助ける(サポートする)。
②日常生活(歩く、階段の昇り降り、しゃがむ、正座する、正座や椅子から立つ、着替える)における膝や腰の違和感を軽減する。
③ 寝返り、腰を反らす、腰をひねる時の腰の違和感を軽減する。
④ 歩行機能や階段昇降機能を助ける(サポートする)。

トピックス

*1)ロコモティブシンドローム (locomotive syndrome)

ロコモティブシンドローム(ロコモ/運動器症候群)は、骨、関節などの「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になること。日本整形外科学会が2007年に提唱、「人間は運動器に支えられて生きている。運動器の健康には、医学的評価と対策が重要であるということを日々意識してほしい」というメッセージが込められている。ロコモの原因となる「運動器の障害」の原因には、大きく分けて「運動器自体の疾患」と「加齢による運動器機能不全」がある。ロコモは、「メタボ」や「認知症」と並び、「健康寿命の短縮」、「ねたきりや要介護状態」の3大要因のひとつになっており、“国民病”のひとつであるといえる。

コラーゲンには20以上の種類がある?

ヒトのコラーゲンタンパク質は生体内での分布や性質によって20種類以上あることが報告されており、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型…とローマ数字によって区別されている。しかし、コラーゲンにさまざまな種類があることは、一般にほとんど知られていない。ここで取り上げられているⅡ型コラーゲンのような繊維性コラーゲンと、非繊維性コラーゲンとがある。Ⅰ型コラーゲン(繊維性)がもっとも体内に多く存在するコラーゲンで、骨や皮膚の真皮に含まれるのがこのⅠ型。Ⅱ型は主に軟骨に含まれ、眼球の硝子体液の成分でもある。化粧品や健康食品に利用されているのは主に、Ⅰ型コラーゲンである。

*2)非変性Ⅱ型コラーゲン『UC‐Ⅱ®』とは?

Ⅱ型コラーゲン

鶏の胸部軟骨から特殊技術(化学処理や高熱加工を行なわず)で抽出加工された生物学的活性の高いⅡ型コラーゲンで、タンパク質の分子構造(トリプルヘリックス構造*3)が変性していないものを非変性Ⅱ型コラーゲンといい、これをほぼ天然に近い形のまま原料化したものが『NEXT‐Ⅱ®』である。関節炎の多くはこの非変性Ⅱ型コラーゲンの再生と破壊のバランスが崩れて引き起こされるが、これを軽減する働きが認められる。またキラーT細胞の働き(暴走)を抑える役割、すなわち制御性T細胞(Treg細胞)の活性化作用があると考えられ、関節リウマチ改善以外に変性性関節症改善のエビデンスもあるという。ちなみに、制御性T細胞は、2025年のノーベル生理学・医学賞でも話題となっており、免疫反応の暴走を抑える役割がある。

 『UC-2』はどのようにして開発されたか。

■開発の原点:身近な悩みから生まれた発想
「NEXT-Ⅱ®(次世代型非変性Ⅱ型コラーゲン®)」の開発は、研究者 Yoshiaki Shiojima(塩島由晃)の個人的な経験から始まった。当時、母親が膝や腰の違和感に悩まされ、階段を降りることに不安を感じていました。人目のない自宅では、お尻をついて座ったまま降りることもあったという。こうした身近な家族の姿を見て、「既存のサプリメントでは十分な実感が得られない」という課題を痛感し、「より確かな機能性を持つ原料を開発する」という明確な目的が生まれた。この実体験が、「本当に役立つ関節サポート素材の開発」という長期プロジェクトの原点となった。

■製法技術の確立:非変性Ⅱ型コラーゲンとの出会い
研究過程で注目したのが、ハーバード大学などで進められていた非変性Ⅱ型コラーゲン研究であった。従来の高熱処理による一般的なコラーゲンは、構造が変性しており、本来の生理機能を十分に発揮できないという課題があった。そこで塩島らの研究グループは、非変性状態を保ったままⅡ型コラーゲンを抽出する製法の確立に挑戦。温度・時間・溶媒などの条件を精密に管理し、コラーゲン分子の立体構造を保持したまま抽出するという独自の製造方法を確立した。この独自技術は日本及びカナダで特許を取得し、従来製法との差別化を明確に実現している。

■信頼性の検証:安全性と機能性の両立
確立した製法により抽出・精製された非変性Ⅱ型コラーゲン原料は、「NEXT-Ⅱ®(次世代型非変性Ⅱ型コラーゲン®)」と名付けられた。その後、急性毒性試験・変異原性試験・長期摂取試験・過剰摂取試験などの安全性評価に加え、日本人を対象とした臨床試験(機能性評価)や各種品質・安定性試験を実施。これらの検証を通じて、安全性・機能性・再現性を兼ね備えた信頼性の高い原料であることが確認された。独自製造方法の研究・確立から各種試験の実施まで、約15年の研究期間を要して「NEXT-Ⅱ®」が誕生したことになる。

■新たな知見:制御性T細胞(Treg細胞)とNEXT-Ⅱ®
2025年ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文教授らは、1995年にCD4⁺CD25⁺T細胞が免疫系において自己免疫反応を抑制する重要な役割を持つことを発見し、「制御性T細胞(Treg細胞)」の概念を確立した。その後、2003年にはFOXP3遺伝子がTreg分化のマスター転写因子であることを解明し、末梢免疫寛容(peripheral immune tolerance)の仕組みが明らかにしている。そこで、「NEXT-Ⅱ®」は、約15年の研究開発を経て完成した次世代型関節サポート原料である。Ⅱ型コラーゲン本来の立体構造を保持しているため、従来の変性コラーゲンと比べて少量でも高い機能性を発揮することが確認されている。その結果、塩島らの研究では、2013年にマウス関節炎モデルを用いて、NEXT-Ⅱ®の経口投与によって関節炎スコアの低下、炎症性サイトカインIL-6の低下、そしてCD4⁺CD25⁺T細胞(Treg細胞)の活性化を確認し、経口免疫寛容を介する関節保護作用を明らかにしている。

■今後の展開
現在、「NEXT-Ⅱ®(次世代型非変性Ⅱ型コラーゲン®)」は関節ケアサプリメントをはじめ、機能性表示食品やOEM原料など、幅広い分野での応用が進んでいる。今後も「NEXT-Ⅱ®(次世代型非変性Ⅱ型コラーゲン®)」は、人々の健康寿命の延伸に貢献するべく、科学的根拠に基づく確かな機能性を探求し、今後も進化を続けていく。

*3)トリプルヘリックス構造とは

非変性2型コラーゲンのトリプルへリックス構造とエピトープ

三本のポリペプチド鎖がらせん状に絡まった特異構造のこと。抗体が認識する抗原の一部分であるエピトープが目印となるため、非変性Ⅱ型コラーゲンを摂取した場合には、体内で認識され経口免疫寛容を誘導する。関節軟骨の主要成であるⅡ型コラーゲンとは、このトリプルヘリックス構造とエピトープを維持した非変性Ⅱ型コラーゲンのことを指す。

非変性Ⅱ型コラーゲンと変性コラーゲン

*4)臨床試験の評価方法

JKOMは、国際的な評価尺度であるWestern Ontario and McMaster Universities Osteoarthritis Index (WOMAC)及びthe MOS short form 36 (SF-36)を参考に、膝変形性膝関節症(OA)に対するQOL評価尺度として、日本人の生活様式を反映し、かつ国際的比較を行うことができるように開発されており、広く臨床研究に活用されている。JKOMでの評価は、6項目の評価領域に分かれており、「膝の痛みとこわばり」、「日常生活の状態」、「普段の活動」、「健康状態について」の4項目における計25問の設問及びその合計(JKOMスコア)の5項目で構成され、さらに膝の痛み(違和感)をVisual analog scale (VAS)で評価するものである。

JLEQ

JLEQは、国際的な評価尺度であるRDQ (Roland-Morris Disability Questionnaire)及びODI (Oswestry Disability Index)を参考に、わが国の生活環境において慢性腰痛症患者が経験している痛みを反映するように開発されており、広く臨床研究に活用されている。JLEQは、5項目の評価領域に分かれており、「この数日間の腰の痛み」「この数日間の腰痛による生活上の問題点」「この1カ月間の健康・精神状態について」の3項目における計30問の設問及びその合計(JLEQスコア)の4項目で構成され、さらに腰の痛みをVASで評価するものである。

次世代の軟骨成分「NEXT-Ⅱ®」が関節対応素材として優れている5つのポイント

■非変性Ⅱ型コラーゲンを10%以上含有している。
■鶏の胸部軟骨から特許製法により抽出・製造(国内製造、Halal、HACCP、GMP準拠)。
■1日の有効摂取目安量が40mg(非変性Ⅱ型コラーゲンとして3.2mg以上を賞味期限内で担保)と少ない。
■多くの研究機関で有用性・安全性を確認、証明済み。
■日本人を対象にした臨床試験(機能性、安全性)を実施済み。

「NEXT-Ⅱ®」経口摂取により期待される効果

■膝(ひざ)関節の柔軟性・可動性を助ける(サポートする)
■日常生活(歩く、階段の昇り降り、しゃがむ、正座する、正座や椅子から立つ、着替える)における膝や腰の違和感を軽減する
■寝返り、腰を反らす、腰をひねる時の腰の違和感を軽減する
■歩行機能や階段昇降機能を助ける(サポートする)

会社概要

■ 株式会社龍泉堂

≪事業内容≫
栄養補助食品の製造・卸・販売
栄養補助食品・化粧品の原料の輸出入
健康図書の販売

≪所在地≫
〒171-0021
東京都豊島区西池袋1-5-3
TEL:03-3985-8346
FAX:03-3981-1349

株式会社 龍泉堂 お問い合わせ
 
スペシャルインタビュー “非変性Ⅱ型コラーゲン”を日本に紹介した龍泉堂の塩島氏にお話を伺いました。
株式会社 龍泉堂(りゅうせんどう) 塩島由晃氏
株式会社 龍泉堂 お問い合わせ

日本に『 UC‐ⅡR 』を紹介してから4年、もっと認知を広げて関節対応素材1000億円マーケットのシェア20%を目指したい

展示会出展ブースイメージ

“薬になる食物”の発掘がミッションである弊社には“タマネギ濃縮エキス末”など食物から抽出した成分の能力を最大限活かす機能性原料が複数あり、健康食品として上市してまいりました。2006年当時に米国の機能性食品素材開発メーカーの上級副社長を務めるバグチ博士(ヒューストン大学薬学部)と出会い、そのときに初めて『非変性Ⅱ型コラーゲン』という成分(素材)を知りました。コラーゲンと聞けば美容訴求の化粧品や健康食品というイメージのなか、変形性関節症や関節リウマチをターゲットとした『非変性Ⅱ型コラーゲン』という新素材のインパクトは強かった。これまでの機能性食品は、不足した栄養素を補給するという目的のために使用されるものがほとんどですが、この『NEXT‐Ⅱ®』の作用機序はまったく違います(詳しくは本文参照)。腸管免疫に働きかけて軟骨の破壊を抑制し、結果的に軟骨の産生を促進するとともに、制御性T細胞による抗炎症作用も加わった画期的な新素材。少量の摂取にも関わらず変形性関節症や関節リウマチの患者さんだけではなく、健常な成人にもその効果を体感できている点がすばらしい。従来の関節対応素材や機能性素材とのコンプレックスでも使用が可能ですが、中高年者がコアターゲットである場合は少量摂取のメリットを活かすレシピがお薦めです。

機能性表示で対応できる表現としては「本品には非変性Ⅱ型コラーゲンが含まれています。非変性Ⅱ型コラーゲンは膝(ひざ)関節の柔軟性・可動性を助け、歩く、階段の昇り降り、しゃがむ、正座する、正座や椅子から立つといった日常生活における膝や腰の違和感の軽減、寝返り、腰を反らす、腰をひねる時の腰の違和感の軽減、スムーズな歩行や階段の昇り降りをサポートすることが報告されています。」となります。医師を含む医療関係者や、介護関連、関節の痛みに苦しむすべての方々のお役に立てるよう今後も各方面に働きかけ、次世代の軟骨成分であることをもっと多くのみなさんに知っていただきたいと思っております。

 

 

 
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