黒酵母β-グルカン投与により、マカロニペンギンの産卵が確認されている。 餌として投与した結果、高齢の雌で産卵が確認されたという。 下関市立しものせき水族館が18年に発表している。鳥の産卵率が増加することは確認されている。
漢方やキノコ類などに含まれる食物繊維の一種、β-グルカン。医薬品として実用化されるなど、その高い機能性は広く知られている。 その中で、アウレオバシジウム(黒酵母)という酵母菌を発酵させて生み出された「アウレオバシジウム(黒酵母)β-グルカン」は、健康食品素材として、キノコやパン酵母由来など、他のβ-グルカンとは異なる多くの特長を有する。 多数の特許やエビデンスを取得しながら、信頼を積み上げ続けて20余年。 企画から製造まで一貫生産で、安心・安全を最優先に妥協なく製品力を磨き上げてきた(株)アウレオのこだわりや想いから、その優れたポテンシャルに迫る。
創業者の親族が余命宣告を受けるほどの重い病にかかり、一か八かでの投与で使用。結果、健康体を取り戻す。それが黒酵母由来のβ-グルカンだった。
そのポテンシャルにほれ込んだ創業者が、より多くの人に使ってもらいたいと全く畑違いの業種から事業転換。
以来20年以上、健食素材として「アウレオバシジウム(黒酵母)β-グルカン」の可能性を追求し続けている。
β-グルカンは漢方でも使われる霊芝(サルノコシカケ)、アガリクスなどのキノコ類や、酵母類、穀類に含まれている食物繊維の一種。
健康維持に効果があるとして、サプリメントだけでなく、医療分野など、世界中で研究されている。
素材への絶大な信頼が、取り扱うきっかけに。それゆえだろう。とにかく使ってもらうことを軸に、愛用者作りに重点を置き、少しずつ販路を切り開いていった。 その意味でいわゆる健食素材としての広がり方とは少し異なるユニークな道のりを経て、同素材は信頼を積み重ねていったといえる。
「使っていただいた方から感謝の声がたくさん届くんです。そんな効果があるなら実験で解明してみよう。その積み重ねで今があります」(同社工場長・大内基行氏)。 愛用者の声があれば実験で検証し、エビデンスを取得。そうやって着実に製品を磨き上げる。 こうした姿勢は、売らんかなとは一線を画す利用者ファーストといえ、極めて誠実だ。
β-グルカンといっても元になる原料(由来)によって、結合様式、 製造法は異なる。
同社が取り扱う、アウレオバシジウム(黒酵母)β-グルカンは黒酵母由来で、発酵中に自分の力で菌体の外にβ-グルカンをつくり出す。
従って、他由来のものと違い、細胞を破壊したり抽出などの化学処理を行ったりせず自然のままのβ-グルカンを摂ることが可能。 水溶性で、応用範囲が広いのも特長だ。さらに結合様式も、主鎖はβ-1,3結合、分岐にβ-1,6結合がある特徴的な結合様式を有している。
水溶性の食物繊維のため、腸内で善玉菌のエサとなり善玉菌の増殖をサポート。
同社はβ-グルカンについて質の高い研究成果の獲得を目指し、大学・研究機関と連携をとりながら研究開発を続けている。
2010年3月に北海道大学内のビジネススプリングに基礎研究部門として「株式会社アウレオサイエンス」を設立。
これまでに獲得した特許の取得実績は、国内外で51件(2024年4月現在)におよぶ。
免疫賦活剤、インフルエンザウイルス感染症の治療剤、生体治癒促進剤、便秘改善剤、脂肪蓄積抑制剤など、その内容は多種多様。健食素材としていかに優れたポテンシャルかがわかる。
- 北里大学メディカルセンターではアウレオバシジウム(黒酵母)β-グルカンの安全性と、免疫賦活に関する試験が行われた。
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北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所では、β-グルカンとEF乳酸菌の組み合わせが新型インフルエンザの予防に役立つことが証明された。
また、国立研究法人国立成育医療研究センターでも抗体医薬品との併用での効果についての研究をおこなっている。 機能性への飽くなき探求が同社のβ-グルカンの確かな信頼につながっている。
同社のβ-グルカンは粘性の液体のため、多様な物質、製品とコラボレーションが可能だ。 機能性サプリメントとしての活用はいうまでもなく、天然の安全な機能性食品添加物としてあらゆる食材との組み合わせが考えられる。
サプリメントはもちろん、飲料水から食品まで、その応用範囲は無限に広がる。
ペットや動物園や水族館の生き物、魚貝類の養殖や畜産動物の餌としても活用事例があり、顕著な結果に結びついたものもあるという。
β-グルカンについての科学技術的な知識の蓄積を図り、広く国民の理解を得るための啓もう活動を通じて、人々の健康に寄与、ひいては関連産業の健全な発展に資することを目的とする組織。 随時、研究報告等も行われている。アウレオも会員に名を連ねる。
かずさ工場は健康補助食品GMP(Good Manufacturing Practice)の認定を受けております。従って、使用する原材料から最終製品の出荷まで適正な管理が求められます。
また2020年より義務化されたHACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)にも対応しており、万一、なにか問題が発生してもすぐに対処が可能です。
セキュリティ、空調の完備の他、よりクリーンな環境で製造するため、「第一工場で培養・製造」「第二工場では品質管理・箱詰め」と工程も分けております。
クリーンな環境の徹底のため、食品衛生法より遥かに高い基準を設定。製造ラインは毎日一つひとつ分解し丁寧に洗浄をして組み立てをし、工程ごとに細かく検査し品質を保つことで、さまざまな種類の製品を製造することが可能です。
他にも米国(バイオテロ法に基づく工場登録)、イスラム教諸国(英国ハラール協会ハラール認証)などの認証を取得しています。
なによりもお客様を第一に考え、安心・安全な製品をお届けできるよう万全の体制で細心の注意を払いながら、日々製品づくりに取り組んでおります。
原液はもちろん分包の製品も全て、ほぼ毎日充填していますが、その充填品に関しても全ロット微生物検査をして問題がないことを確認してから出荷しております。
この工場の一番の強みは原料の生産から充填、菌の研究など、全てがここでできることです。
全てにおいて自分たちが責任を持って製造ができていますので、お客様のお手元まで自信を持って安心・安全な製品を安定してお届けすることができます。
また、OEMにも対応しておりますので、お客様の理念に沿った商品作りをサポートさせていただきます。お気軽にご相談ください。