スピード感と企画力で定評の化粧品OEMのアンプリーが、進化を加速させている。越境ECの窓口として中国を中心として海外へのパイプを開拓する同社は、国内外の流通ネットワークを着々と構築。企画立案から製品化、そしてその出口、さらには売るための支援までを包括的にカバーする次世代型のOEM企業へと変貌を遂げている。取扱領域も医療、食品まで拡大。自前のスタジオも確保し、もはや受託という言葉が窮屈なほど、業容が進化している。
アンプリーグループのチームワーク
元来、チームワークは同社の強みだったが、専門性を持つ人材の幅が広がったことで、対応力が飛躍的に拡大。顧客の要望を最大化するための販促ツールひとつをとっても専業の会社に劣らないレベルをクリアする同社は、これらをスピード感を持って有機的に絡ませながら、顧客の期待のさらに先までをフォローする。
中国との強固なパイプがある同社は、一般貿易(旧CFDA→現NMPA)の申請代行はもちろん、現地での流通までをフォロー。中国展開を検討するメーカーへのフォローを一層手厚くすることで、OEM企業として半歩先を行っている。
中国メーカーからのOEMに対しても、日本での流通網を着実に拡げていくことで、その販売を後押し。メイドインジャパン製品の逆輸入で付加価値を高めるなど、同社は総合的に商品力を強化する施策をきめ細かく行うなどで、日中の製品企画及び販売支援までをも押さえるOEM企業として、その地位を着々と固めつつある。
企画から売れるところまで意識したモノづくり
株式会社アンプリー 営業企画部長 平 清隆氏
関連会社も増え、事業の幅は広がっていますが、私どもの軸はあくまでOEM。中国国内での販路開拓もサポートしていますが、それは売れる製品をつくっても売る場がなければ、意味がないからです。日本の著名ブランド品を引っ張ってきて、現地で売るのは簡単ですが、それでは利益率も低く、長くは続かない。そうなると自社製品が必要になってくる。そこでOEMが求められる。我々は、そうした部分まで視野に入れ、海外展開のサポートを行っています。
現地で売れるために何が必要で、どうすれば売れるのか…。製品を中国仕様にローカライズしても、日本でもその販売拠点を確保する。地味ですがそうしたことも、バリューにつながります。さらに、製品提供だけに留まらず、その使い方までケアすることで、より立体的な販促も可能になってくる。そうした一歩も二歩も先をいく価値づけで、売れる製品づくりを実現する。それが我々のミッションであり、次のステップとして目指すステージになると考えています。
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