グローバル展開力を併せ持つ超受託企業/株式会社アンプリー

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受託メーカーとして『攻撃型の提案力』

スピード感と企画力で定評の化粧品OEMのアンプリーが、さらなる進化を目指し躍動している。越境ECの窓口として海外へのパイプも強化する同社は、国内外の流通ネットワークを着々と構築し、企画立案から製品化、そしてその出口までをカバーする次世代型のOEM企業へと変貌。徹底してオリジナリティを追求するスタンスはそのままに、海外で“売れる製品”を生み出す、グローバル展開力をも併せ持つ、受託を超えた受託企業として、その存在を際立たせつつある。

受託メーカーとして『攻撃型の提案力』
JVインターナショナル・ショールーム

受託メーカーとして、マーケットニーズへのハイレベルな対応力を有する同社。「攻撃型の提案力」で、クライアントの要望に対し、常に期待を超える完成度で応え、信頼を積み重ねている。社員個々が「どうすればよりいいものがつくれるのか」を常にシミュレーションしている賜物といえるだろう。

OEM企業として確固たる基盤を固める一方で、越境ECの窓口としてメイドインジャパンの化粧品を中国へ展開。中国人スタッフも交えた緻密な市場調査を実施するなどで、旺盛な需要が続く中国市場の今を的確にとらえている。

現地のニーズに合わせてヒット商品に
日中バイヤーグループ商談会

2018年には、中国でEC法が可決され、“本物志向”へとシフト。その余波で日本メーカーも対応を迫られるが、一般貿易(旧CFDA→現NMPA)の申請代行はもちろん、現地での流通までをフォロー。中国展開を検討するメーカーへのフォローを一層手厚くすることで、OEM企業として半歩先を行っている。

蓄積したノウハウはOEMの受注プロセスへもしっかりフィードバック。日本製の質の高さを売りにするだけでなく、現地ニーズも盛り込んだローカライズを施すことなどで、無名製品をヒット商品へと転換させるノウハウを積み上げ、販売イメージもしっかり捉えた受託として、クライアントの信頼を集める。

 
クライアント企業を徹底バックアップ

中国メーカーからのOEMに対しても、日本での流通網を着実に拡げていくことで、その販売を後押し。メイドインジャパン製品の逆輸入で付加価値を高めるなど、同社は総合的に商品力を強化する施策をきめ細かく行うなどで、日中の製品企画及び販売支援までをも押さえるOEM企業として、その地位を着々と固めつつある。

「中国における法改正もある中で、中国の旺盛な需要に対し、日本が十分に対応できていない側面がある。そうした部分を含め、この1年は中国側と様々なすり合わせを行い、状況は大きく改善へ向かっている。両国に精通するOEM企業として、我々は企画から販売までを押さえ、真の意味で売れる製品づくりのサポートをしていきたい」と同社平氏は日中での展開加速に腕を撫す。

アンプリー
 
受託を超えた受託として製品づくり
姉ageha

OEM企業ながら、同社にはメディアを保有している強みもある。すでに海外展開をにらんだ、中国人留学生モデルの選出オーディションを同社の「姉ageha」上で実施するなど、その基盤は固まっている。今後、さらに誌面と連動した企画やSNSも絡めながら、日中を股にかけた化粧品販促サポートも視野に入れる。中国仕様で製品化したメイドインジャパン製品を現地でヒットさせ、日本に逆輸入。逆に日本で無名の製品を中国でヒットさせ、日本でも展開する。また、中国最大である美容の国際見本市、CIBE上海大虹橋美博会※に出展する。今年も日本エリア内にアンプリーにて14ブースのスペースを確保。各メーカーの商品ブランドに合わせた販路選びから、中国市場への流通までを一貫してサポートする。まさにグローバルに売れる製品づくりを、同社は企画から販路開拓、そして情報発信に至るまでワンストップで提案。依頼されたものをつくるだけの受託を超えた受託として、同社は一歩も二歩も先へ進む。

 
上海大美博展  CIBE

あくまでも受託メーカーに変わりはない。だが、ミッションは売れる製品をつくること。国境をまたぐことでそのハードルが上がっても、同社のOEMメーカーとしての哲学にぶれはみじんもない。越境ECの展開を経て、さらなる進化を遂げた同社が、OEMの次元を超え、“世界標準”へと着々とその歩を進めている。

 
トピックス
お姉さんアゲハ

2014年5月には、美容雑誌「姉ageha」を事業譲渡した。グループ内会社として、同社の運営とは線引きしているが、状況によっては柔軟に活用する意向。化粧品OEMメーカーとして、「発信」という武器も手にしたことで、同社の提案力との相乗効果も期待される。

ふわっと化粧水

「ハトムギ」と「お米」のパワーでふわっと、ふっくら、やわらか艶肌。13種類、全ての植物エキスを日本原産にこだわっている。

「ハトムギ」と「お米」のパワーでふわっと
中国電子商取引法

インターネットを活用して商品販売するすべてのものが対象となる。2019年1月から施行される。知的財産権を侵害したり、模倣品を販売する業者を厳しく取り締まることが主な狙い。日本にとっては“偽物排除”で市場が健全化されるため、悪い展開ではないが、手続きがより煩雑になるなどの余波が考えられる。

上海騰美展覧

2020年1月発行のビューティ週刊紙「WWDビューティ」。ビューティ業界のリーダー27人が未来を語る、2020年に掲げる経営指針にて、アンプリー社長の谷光正氏のインタビュー記事が掲載された。

 

会社概要
 

■ 株式会社アンプリー


≪事業内容≫

化粧品、フレグランス等の受託製造
及び研究開発

☆受託製造のコンシェルジュとしてお客様のオリジナリティを活かす商品作りをご提案しています。
オリジナル化粧品はもちろん、オリジナルのフレグランス、業務用化粧品、特殊原料を使ったドクターズコスメまで幅広く取り扱っております。容器、パッケージ、原料等についてもお気軽にお問合せ下さい。



≪所在地≫

〒104-0061
東京都中央区銀座4-8-12
コチワビル5F
TEL : 03-3567-8666
FAX : 03-3567-6668


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Special Interview  アンプリー 営業企画部長 平 清隆氏
企画から売れるところまで意識したモノづくり

関連会社も増え、事業の幅は広がっていますが、私どもの軸はあくまでOEM。中国国内での販路開拓もサポートしていますが、それは売れる製品をつくっても売る場がなければ、意味がないからです。日本の著名ブランド品を引っ張ってきて、現地で売るのは簡単ですが、それでは利益率も低く、長くは続かない。そうなると自社製品が必要になってくる。そこでOEMが求められる。我々は、そうした部分まで視野に入れ、海外展開のサポートを行っています。現地で売れるために何が必要で、どうすれば売れるのか…。製品を中国仕様にローカライズしても、日本でもその販売拠点を確保する。地味ですがそうしたことも、バリューにつながります。さらに、製品提供だけに留まらず、その使い方までケアすることで、より立体的な販促も可能になってくる。そうした一歩も二歩も先をいく価値づけで、売れる製品づくりを実現する。それが我々のミッションであり、次のステップとして目指すステージになると考えています。

アンプリー 営業企画部長 平 清隆氏
 
 
 

株式会社 アンプリー

[本社]
〒104-0061 東京都中央区銀座4-8-12 コチワビル5F
TEL : 03-3567-8666   FAX : 03-3567-6668

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