4日、5日の両日、東京国際フォーラムにて開催された「健食原料・素材・OEM展2006(サプライエキスポ)」(ヘルスビジネスマガジン社主催)が盛況のうちに幕を閉じた。最終日はあいにくの雨にもかかわらず出足が伸び、2日間の来場者数合計は10,660人(東京国際フォーラム電子カウンター集計)。2日間という短期間にも関わらず、同展示会では初めて1万人を突破した。
同展示会は、今年から東京国際フォーラムに会場を移したことで、多数の来場者が訪れる結果となった。海外企業も含め90以上の出展企業のブースが設けられ、各企業が新規素材などをアピール。各ブースともビジネス・マッチングを求める来場者の注目を集め、熱心に説明を受ける姿が多く見られた。
また、展示だけでなく、同時開催された有料セミナーも好評を博した。米ニューホープ・ナチュラルメディア社のスーザン・ヘイガー副社長をはじめ、日米中の専門家が世界の健食マーケットや法規制の現状などを解説。健食市場の世界的な動向などを知る貴重な機会とあって、大きな反響を呼んだ。また、新素材などを紹介する企業セミナーにも高い関心が寄せられ、定員を上回る講座が相次いだ。
同社では、「健食原料・素材・OEM展2007」を来年4月18日、19日に、同じく東京国際フォーラムにて開催する予定。展示ブースを大幅に増やすことを計画しており、すでに予約や問い合わせが同社に入っているという。新たなビジネスチャンスを求める企業の、同展示会への関心の高さがうかがえる。
(2006/4/7)