カフェイン(Caffeine)は、プリン環を持つプリンアルカロイドの一種で、コー ヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココアなどに含まれます。お茶に含まれるカフェインは、タンニンと結びつくためにその効果が抑制されることから、コーヒーのような興奮作用は弱く緩やかに作用します。
カフェインの主な作用としては、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用及び強心作用、脂肪酸増加作用による呼吸量と熱発生作用による皮下脂肪燃焼効果、脳細動脈 収縮作用、利尿作用などがあります。
【 製法及び特長 】
アカネ科コーヒー(Coffea Arabica LINNE)の種子(コーヒー豆)より水で抽出し、分離、精製して 得られたものです。本品の純度は 98.5%以上であり、高純度のものです 本品は、食品に苦味の付与又は増強による味覚の向上や改善のために使用されます。
【 使用方法 】
カフェインの覚醒作用を利用して、食品 100g あたり 50~200mg を添加することにより、眠気を覚まし、集中力を高め作業能力を向上させる効果が期待されます。対象食品としては、チューインガム、ドリンク類などの食品に使用することができます。
【 食品への表示方法 】
一括名で「苦味料」又は「カフェイン(抽出物)」、「カフェイン」
【 荷姿 】
Net: 5kg (外装:段ボール・内装:ポリ袋 1 層)
【 品質保証期限 】
36 ヶ月(室温、未開封)
【関連法規】
・食品衛生法:既存添加物リスト収載
・第 4 版既存添加物自主規格(日本食品添加物協会刊)に準拠