■ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸はD-グルクロン酸とN-アセチルーグルコサミンが繰り返し交互に結合した直鎖の高分子多糖類です。1934年米コロンビア大教授のカールマイヤー博士らによって牛の目の硝子体から初めて分離、同定されました。由来はさまざまで、鶏の鶏冠やサメの皮、牛の硝子体、鯨の軟骨などが挙げられます。ヒアルロン酸は眼や関節部(関節液)や皮膚に多く含まれ、関節の動きをよくしたり、肌の乾燥を防いでハリを与える役割を持っています。
このヒアルロン酸が体内から減少すると、肌の乾燥やたるみ、シワの形成などを引き起こします。ヒアルロン酸の特徴は水分自体を抱え込む高い保水力と、高い粘性を持つという点です。上記のような特徴・性質から、サプリメントにはもちろん、関節用注射剤や目薬などの医薬品、保水力を生かし、化粧水などの化粧品に利用されるなど、幅広い分野で活躍をしています。
■ヒアルロン酸FCH-Aの特徴
鶏冠由来のヒアルロン酸が多数ですが、ヒアルロン酸FCH-Aは微生物による培養品を精製して得られる微生物由来(乳酸球菌 Streptcoccus zooepidemicus)のヒアルロン酸です。そのため、動物由来品で心配される感染症などとは無縁で、安全にご使用をしていただけます。
ヒアルロン酸FCH-Aは平均分子量が2万~5万程度の低分子量タイプのヒアルロン酸であるため、水への溶解性に優れており、主にサプリメントや飲料などに使用されています。また、微生物培養から精製、梱包・品質チェックに至るまで、全て国内の自社工場(千葉県)で製造を行っており、ヒアルロン酸99%以上の高純度品です。
生産国(地)または原産国 | 日本(千葉県) |
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関連リンク | http://biochemifa.kikkoman.co.jp/products/kasei/hyaluron.html |