波長589nmでの測定はCFR21-part11, OIMLまた各国の薬局方などの国際規格に準拠した測定を可能にし、製薬業界の研究用として可視及びUV領域で最大8つの異なる波長での測定が可能です。測定可能全範囲で旋光度を正確に測定、MCP500では分解能0.002°、MCP300でも0.003°という高精度です。セル交換を伴う測定や調整時に自動的に測定セルのデータを取込み、測定時の人為的なミスを排除します。サンプルセルを交換すると、素早くその新しいサンプルセルを検出、全ての関連するデータを装置のソフトウェアに転送します。これによって測定は正確に文書化され校正可能となりCFR21 Part11やIQOQにも対応することができます。
旋光計の校正や調整に温度値の手入力や表組みなどをもはや必要とせず、測定準備の省力化が図れます。
石英標準プレートの校正データは全てToolmasterTMメモリーチップに記憶されています。石英標準プレートをMCP300/500に接続すると調整に必要とされる全てのパラメータは自動的に装置に読み込まれ、これによって測定エラーをなくすことができます。
調整はMCP300/500のスクリーン上での工程を一つずつ進めていくだけ、数分程度で終了します。
石英標準プレートは製造者認証付、オプションでPTB検定も取得できます。
測定項目
-旋光度
-比旋光度
-%濃度(g/mL, g/100mL, g/L)
-%スクロース(g/100mL)
-%グルコース(g/100mL)
-°Z 国際糖度