黒酢の里、鹿児島県」福島町にある「重久盛一酢醸造場」は、江戸時代後期の1800年頃から続く伝統製法を、今も受け継ぐ由緒ある最大手の製造元です。地元鹿児島県の最高品質の原料に一年以上の熟成期間をかけ、熟練の職人が見守り育て上げた「まるしげ玄米黒酢」。壷一つ一つ、丹念に、じっくり仕込みました。南国の自然の恵みと、200年の伝統に裏打ちされた本物の黒酢を是非ご堪能下さい。
◆このまろやかさ・コクはどこからくるのか?◆
まずは原料です。玄米は日本人の命の元となる素晴らしい栄養源。この米が三段階の発酵過程の中で、栄養素が増加し、酢酸などの有機酸や16種類のアミノ酸を含んだ食品へと変貌します。
もう一つが醸造元の重久盛一酢醸造場のこだわり。一つ一つのカメ壷で発酵が終わった後、大壷に移し、味を均一させながら、さらにじっくりと熟成させていきます。そして、お酢の旨みがちょうどバランスのよい1年~1年半後に初めて出荷されます。
◆原液に近い酸度5.0%◆
「まるしげ玄米黒酢」はお酢の成分濃度を示す「酸度」が、一般の酢が4.2%なのに対し、原液に近い5.0%となっております(壷の中の原液は約7%前後)。原液のお酢に近い旨みと黒酢の成分を効率的に摂取することができます。
◆品質を守りつづける天覧酢◆
昭和47年の鹿児島太陽国体のおり、天皇・皇后両陛下の行幸啓に県文化センターで開かれた県特産の物産展に天覧出品をして並べられた中に福山町の重久盛一酢醸造場の玄米黒酢が選ばれました。 「鹿児島県天然つぼづくり米酢協議会」では、原料を米(県産原料)、米麹、水だけを使用し、伝統的な屋外のかめ壷により半年以上の発酵・熟成時間を要して自然発酵してできた黒酢を「ふるさと認証食品」 として定められてきましたが、この度、「本場の本物」マークも認定されました。
◆「本場の本物」マーク◆
その土地、土地において伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの厳選原料を用いて「本物」の味をつくり続ける。
そんな製造者の【原料】と【製法】へのこだわりの証となるのが、地域食品ブランドの標準基準、「本場の本物」です。
鹿児島県福山町の壷作りの黒酢は、屋外の丘の上で昔ながらの壷仕込みで黒酢が造られてきており、その伝統的製法がこの度、「本場の本物商品」の認定を受けました。
◆農林水産省選定「ふるさと認証食品」◆
農林水産省では、信頼できる食品表示を求める消費者のニーズに応えるため全国各地の優良な食品に「認証マーク」を付す"ふるさと認証食品品質表示推進事業"を平成2年度から実施しています。「鹿児島県天然つぼづくり米酢協議会」では、原料を米(県産原料)、米麹、水だけを使用し、伝統的な屋外のかめ壷により半年以上の発酵・熟成時間を要して自然発酵してできた黒酢を「ふるさと認証食品」として定めました。