普段お召し上がりになるスモモ(ソルダムや大石等)は、米国で改良されたプラムの系統ですが、
奄美すももはガラリ(花螺李)という南方系のスモモです。
標準的な大きさ(Lサイズ)で40グラムほどで本州のスモモと比べると小粒です。
完熟前は酸っぱさと歯ごたえが、完熟後は甘酸っぱい香りとまってりとした甘さを楽しめます。
奄美すももの外見の特徴はきれいな深紅色の果皮。これぐらい赤みが強いスモモ・プラムにはなかなかありません。
奄美大島での花螺李栽培は昭和10年頃に台湾から移植された数本の苗木から始まりました。
奄美大島では花螺李種のなかでは、とくに大玉に育つため、南西諸島では大変人気があります。
別名:奄美プラムともいいますが、いまでは大島南部の大和村を中心に、村をあげて栽培されております。
甘さを控えたさっぱりとしたジャムです。黒糖の独特の風味と新鮮な無農薬栽培のスモモの酸味と香りをお楽しみください。