弊社“セルマーク・ジャパン(株)”は、スウェーデンを本社に置く、全世界に事務所を展開する商社です。本ページでは、フランスのメーカーが沖縄県の契約農家より購入しております月桃の葉を使用した抽出物(エキス)をご紹介いたします。
【 背景 】
WHOの論文“Aging and Health”で「Healthy aging」の大切さが謳われており、弊社では健康的で長生きの方が多いブルーゾーンに着目しました。ブルーゾーンの一つに含まれる沖縄県では特に長寿者が多く、彼らの食生活、文化等をリサーチし、月桃の葉に辿り着きました。長きに渡り、沖縄百寿研究の一部として月桃の葉は琉球大学でも研究し続けられ、今でも沖縄県民にとって月桃の葉はとても大切にされている植物です。
【 効能 】
加齢から逃れることはできないが、ナチュラルに健康的なエイジングはできないだろうか。50歳を過ぎたあたりから、真皮層の厚さが減少し、真皮表皮接合部(DEJ)にうねりが発生、皮膚劣化が始まります。加齢による乳頭層の劣化は、組織やマトリックスを破壊するだけではなく、網状真皮にも影響を与えます。このような組織変化は皮膚のたるみやシワへと発展し、結果として線維芽細胞の働きが弱くなり、細胞間相互作用に影響がでます。月桃の葉抽出エキスを使用したin vivo、ex vivoの臨床試験を行い、以下の効能が期待できることが分かりました。
( 1 )
[方法]“Evolu'age”(月桃の葉抽出エキス2%配合物)を使用
・被験者に対し、顔の片方に塗布、VISIA-CRを使用して肌のきめ、肌色、赤み、黄色み測定
[結果]
28、56日の使用後:
‐ 肌のきめが改善、特に56日後に劇的な効果。反対にプラシーボは肌きめ改善がみられなかった。
‐ 肌色が改善、特に28日後に劇的な効果。反対にプラシーボは肌色改善が見られなかった。
‐ 肌の赤みが改善。プラシーボは肌の赤み改善が見られなかった。
( 2 )
[方法]“Evolu'age”(月桃の葉抽出エキス2%配合物)を使用
・腹部組織片にEvolu'ageを局所的に適用
[結果]
‐ 真皮表皮接合部及び波動が強化
‐ 完全体で均一でありながら、より大きい細胞となった
‐ 海綿状態(細胞間における液体の流入)、細胞及び組織が痛んでいるサインは一切ない
月桃(Alpinia Speciosa)とその栄養学的効果に加え、肌を健康的な外観を与えたのと同時に、組織及び細胞結合が促進されることにより皮膚に有益な効果をもたらした。従って、Evolu’ageは植物学的に活性があるコスメティック原料であることから、ヘルシーエイジングという観点がもてる。
エシカルアプローチ:
契約先の月桃農園では18歳以下の労働者を雇っていないこと、男女平等に報酬を得ていること、従業員の安全を確保していること、従業員の健康を第一に考えたうえでオーナーが従業員個人に対し追加の労働保険をかけていること等、今日本でも注目し始めているエシカルなアプローチを行っていることにも重きを置いております。
月桃の葉メーカー : 日本、沖縄県
月桃の葉抽出エキス製造元 : フランス
日本国内販売代理店 : セルマーク・ジャパン株式会社
▲ナチュラルに健康的なエイジングを目指した化粧品原料です。
▲沖縄県で月桃の葉を採取している様子です。丁寧に手摘みされてます。
▲沖縄県で親しまれている月桃。フランスへ輸送され、エキスを抽出。