オフィスのレイアウトは、単に「パソコンを操作する場所」や「文書を保管して置く場所」「打合せをする場所」を作るのではありません。
オフィスは「知的創造空間」なのです。
必要機能のスペース計画をおこない、スタッフひとりひとりの創造性と組織力を活性化するコミュニケーション計画を基にバランスよくオフィスをレイアウトします。 さらに、企業の経営理念や組織の運営方針が、オフィス空間づくりにも反映されるべきであると考えます。
◆オフィスコストを下げるには・・・ <レイアウト計画>
それは効率的なレイアウト計画です。
企業には多くの費用がかかっています。 「人件費」「販促費」「賃借料」・・・上げればきりがありません。多くの経営者は費用を抑える努力をします。
しかしその努力は目に見えるものばかりではないでしょうか。またはその費用を下げるために費用を使ったりもしていませんか。
タダでオフィスコストを下げることも実はレイアウトによってできるのです。
『無駄な資料を無くし空いたスペースを会議室へ』『営業系のデスクをフリーアドレスにして、今より少ない坪数で運用する』
レイアウト次第で目に見えないコスト削減もできるのです。
◆発想力をあげるには・・・ <コミュニケーション計画>
それはコミュニケーション能力をあげること。
『席を立ちコピー機へ・・・出力したコピー用紙を取りに行く途中会った人と何の気なしに軽いミーティングなんてできたら・・・』
『わざわざそのためだけにミーティングをするのではなく、後ろを振り向くだけでミーティングができたり・・・』
そんな時、ふとしたアイデアもレイアウト次第です。
◆業務効率をあげるには・・・ <導線計画>
それは導線を考えること。
各セクションのスタッフが出社してから退社するまで、そのスタッフはどのような仕事内容でどのような動き方をするのか。
例えば『営業系のスタッフはほとんど外出していますし、業務系のスタッフは内勤が多いなどそれだけでコピー機の置く場所も変わるのでは・・・』
『そもそも、営業系のスタッフには同じようにデスクを用意しなくても・・・』など
企業ごとにあるワークスタイルに則した導線計画はとっても重要なのです。
【1日何回コピー機に行きますか?】
[現在]
1回にかかる時間 × 回数/日× 営業日数/年間 = 非効率な時間
↓↓↓↓
[これから]
非効率な時間 - 効率的なレイアウト= 効率的な時間・余力時間・業務効率
◆効果的なスペースを測るには・・・ <ゾーニング計画>
それはゾーニングをすること。
各セクションの社員数、ミーティングの頻度、来客頻度など、そのオフィスで起こるであろう事柄をまとめ、それに対応できるスペースを確保する。
もちろん優先順位をつけて。
執務をおこなうスペース、ミーティングをおこなうスペース、業種はオープン型なのかクローズ型なのか。企業理念は・・・そのオフィスで最小限必要なスペースを計算します。
『無駄に大きいスペースを確保すれば賃料も高くつく』『逆に必要なのにそのスペースが狭すぎると本来のオフィスワークにも支障がでる』
その最大の効果と最小の費用を計算するのがゾーニング計画です。
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