印刷技術の粋を集めて、デジタル印刷の最先端に取り組んでいます。
“環境に配慮しない企業の商品は 買わない、使わない”という意識が 生まれ、厳しい視線で企業が選別 される時代。
そんな中、いま企業に 求められているのが環境競争力です。
■水なし印刷
通常の印刷(水あり印刷)で使用している湿し水には、H液※1や IPA(イソプロピルアルコール)などの有害物質が含まれており、 常に大量の有害物質を使用しているのが現状です。下図の比較 試験結果では、「水あり印刷」の湿し水から、下水廃水基準値(600mg/l)の約34倍ものBOD※2を検出。COD※3も限定 基準値をはるかに超えた数値が検出されました。これに対して 「水なし印刷」は、有害な廃液を含む湿し水を一切使用せず、現像 工程の現像液使用量・廃液量も大幅減。環境への負荷が格段に 少ないことが明らかにされています。
「水なし印刷」の環境保全における利点は、湿し水を使わないこと や現像工程の薬品処理・水洗いなどで発生する廃液を大幅に 削減できるだけではありません。水質汚濁防止法などの遵守は もちろんのこと、化学物質管理促進法、グリーン購入法、ISO14000シリーズの対策として採用件数を伸ばしています。
水質汚染が大きくクローズアップされている今、環境対応を図る ためには廃液をださない「水なし印刷」こそ、時代にふさわしい 印刷方法なのです
■大豆油インキ
大豆油インキは、オイルショックをきっかけに非石油系インキの研究開発から生まれてきました。これまでの印刷用インキに含まれていた石油系溶剤の一部を大豆油に代替し、燃やした場合に発生するVOC(揮発性有機化合物)を最小限に止めたり、リサイクルの際に紙と分離しやすいなどのメリットがあります。さらに、発色が良く皮膜強度が強いため、摩擦に対して色が落ちにくいという特性もあります。アメリカでは、政府機関や新聞社等が各種の印刷物に使用しています。
■FSC&再生紙
FSC(Forest Stewardship Council/森林管理協議会)は、世界中の森林を対象として、 環境的に適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の認証制度を行なう機関です。FSC認証制度とは、FSCが認定した第三者機関を通じて、認証され た森林の木材からつくられた製品である、ということを認証する制度です。森林管理を対象としたFM認証、製品の製造、流通、加工の全ての過程において、FM認証されて いない森林の木材が混ざらないように管理するCOC認証、この2つの認証による製品を幅広く市場に流通させることで、健全な森林の保護・育成を促進させます。
FSCの森林認証は、森林が環境、社会、経済面での厳しい基準を満たして管理されていることを意味します。
再生紙とは原料に古紙を配合した紙。従来は新聞紙、段ボール、ボール紙、トイレットペーパーなどへの利用が多かったのですが、最近では書籍や雑誌、文具、OA用紙などへの利用も増えています。再生紙の生産量は少なく、古紙に含まれるインクを抜く脱墨の工程等が必要ですが、急増する紙ごみと原料である森林資源保護のため、再生紙を導入する官庁や民間企業が増えています。再生紙を有効に活用することは森林伐採の減少による CO2の削減にも大きく貢献するためです。従来の再生紙といえば高い・色が悪い、などという問題がありましたが、近年環境に対する意識の高まりと、技術向上により、質的にもコスト的にも、格段に良くなっています。
を組み合わせたトータルな環境対応型印刷で環境対策アドバンテージをご提案致します。
時代を1歩リードしたECOプリント。御社のブランドイメージの向上にお役だてください。
その一環として“ウインドウズDTP”へも取り組んでいます。
オフィスにある貴重なデータを印刷物にして活用する。
それは印刷物をもっと自由に、もっと身近にする為の新しい流れです。
ウインドウズからの高解像高品位オフセット印刷に関しては何でもご相談ください。お待ちしております。