久慈琥珀抽出物の化粧品成分としてのすばらしさとは?
海外産琥珀の抽出物は、すでに化粧品への配合が行われています。しかし、久慈琥珀の抽出物(海外産琥珀とは異なる植物由来)は、原料となる久慈産琥珀の化粧品用途での入手が困難なことから、これまで化粧品に配合された実績がありませんでした。
弊社では、木村賢一岩手大学教授、久慈琥珀株式会社との共同研究を通し、世界で初めて久慈産琥珀抽出物の美容効果を明らかにし、化粧品への利用に道を聞きました。
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◎ 久慈琥珀抽出物の効能効果
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【1】抗アレルギー効果を確認(木村教授が論文投稿準備中:データは今後公開されます)クジガンバロール(Kujigamberol)*を中心とした組成物の作用です。
*Kujigamberol (Kimura K et a1. Fitoterapia 83(5):907-912,2012、特許第5590286号)
【2】抗酸化効果を確認(DRC社にて試験実施:左図上)
【3】クリーム製剤に配合し、無処理群を対照としたときに皮膚シワ改善効果を確認(韓国ダーマプロ社にて試験実施:左図下)
これらの試験を通し、久慈産琥珀抽出物は優れた美肌効果を持ち、化粧品原料として極めて有用であると判断されます。
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◎ 琥珀のできかた採掘できるようになるまで
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琥珀とは、太古の昔の樹木から零れ落ちた樹液が、悠久の時を経て化石化したものです。
由来となった植物や、古さ(化学変化の時間)が違えば
⇒化学的にはまったく違った成分を含むようになります
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◎ 久慈産琥珀と世界の有名産地の瑳頭を比較
〜世界的には4箇所で採れる琥珀が有名〜
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産地:バルト海沿岸
由来となった植物:マツ科の絶滅種
形成年代:約4000万年前
産地:撫順(中国)
由来となった植物:メタセコイアの仲間
形成年代:約4000万年前
産地:ドミニカ共和国
由来となった植物:マメ科の広葉樹
形成年代:約2400〜3800万年前
産地:岩手県久慈市
由来となった植物:ナンヨウスギの仲間との説あり(未解明)
形成年代:約8500〜9000万年前
久慈産琥珀の由来植物は未解明ですが、おそらく海外産琥珀とは異なる種類です。
また、できた時代は海外産暁拍より圧倒的に古いことが分かつています。
⇒海外産琥珀とは異なる性質を持っていると考えられます
事実、久慈琥珀はクジガンバロール(Kujigamberol)*という、バルト海沿岸産やドミニカ産の琥珀にはない成分を含みます。(木村賢一岩手大学教授が世界で初めて発見した物質)
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◎ 久慈琥珀抽出物の安全性
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久慈琥珀抽出物は、下記の試験を通し安全性を確認済みです。
・急性毒性試験
・皮膚一次刺激性試験
・眼刺激性試験
・皮膚代替法試験
・ヒトパッチテスト
※ただし、ご使用になられる方によっては合わない場合も考えられますので、配合製品の使用前に、パッチテストなどでご自身にあっているかご確認のうえご使用ください。もし合わない場合には、すぐに使用を中止してください。