さて、容器と単純に言ってもいくつかの種類があります。お弁当を入れる容器、ゼリーが入ってる容器、スープの容器など、一言に容器と言ってもこれだけの種類があるので求められる機能はさまざまなものがあります。例えば退色・酸化・劣化を防止したい、できるだけ長い賞味期限を保ちたい、鮮度が求められる食品、液体は品質を保証しなければならない、防湿したい、油分に強くしたい、流通時の破損を防止したいetc‥ 上に書いた容器の種類はこれらの要求される事項に+αの機能を備えているわけです。でも、こんなにたくさんの機能を一種類樹脂で補うのは難しい。そこで製造側はこれらの機能を全てクリアさせる方法を考えました。
悪い物が入りにくく、フタは開けやすく。
これは食品向け容器だけではなく全ての容器に言えるものです。
今回の「食品向け容器」では容器のサービス面についてでしたが次回は容器に色を付けることによってどのような効果が出るのか?について勉強しましょう。
次回もお楽しみに!