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食品容器|容器の安全性/開けやすさと入りにくさが重要!?
開けやすさと入りにくさが重要
パク姉 あなたは「包装」「パッケージ」という言葉から何をイメ-ジする?
パックン 食べ物が入ってる箱とか、プレゼントを包む紙ザンスか?
パク姉 一般的に連想されるものってそんなところかな。あとはプラスチック袋、トレー、ビニール袋‥
パックン ビニール袋はゴミザンス。
パク姉 ビニール袋を含め、「包装」「パッケージ」は色んな役割を持っているのよ。
パッケージひとつで中に入ってる物の美味しさや品質が何倍も変わってくるんだから。
もちろん売り上げも全然違ってくるのよ。
パックン ほほう。確かにスーパーやコンビニの店頭を見てるといろんな種類の素材や形や色があるザンス。
いつも買ってるものはいいけど新しいもの、知らないものを買うときはパッケージのイメージで決めちゃってるかも‥…。
パク姉 そうね。「包装」「パッケージ」はただの包みじゃなく、消費者の購買意欲を刺激したり、メーカーとのコミュニケーション媒体になったり、内容物を守ったり…大切な商品の一部なのよ!
次は身近な素材として私たちの生活に定着しているプラスチック包装について話すわね。
パックン は~い!先生。オレもプラスチックドクターになっちゃうぞ!

食品の安全性

食品プラスチック容器といっても、チョコレート・惣菜のトレー、ゼリー・羊羹・プリンなどのデザート容器、米飯・スー プなどの加工食品容器‥といろいろな種類があります。
食品用包材として、安心・安全なパッケージは当たり前のこと。一昔前の食品用包装は、製造から消費者の手に渡るまで、食品が完全に保護されている事が望ま れていました。
完全密封形態、つまり、輸送中の衝撃や、店頭での段積み状態に耐えられるようにするためシール面には十分な強度を持たせなくてはいけないの で、取り出すには刃物などでシール面を開けなければなりませんでした。
現在は、消費者の多様なニーズを受け、簡単に手で開封できるイージーピール包装が採用さ れています。

今回は、カップデザート容器をクローズアップしたいと思います。この市場は、「甘過ぎないヘルシーさっぱり路線」と 「果物などの内容物そのものの味にこだわった本物路線」に二極化されつつあります。こうした状況の中、健康や素材と旬にこだわった商品は安定した指示を得ています。
内容物にもよりますが、だいたいのカップデザートは容器一杯に充填されているため、開ける際に液こぼれしないよう、開けやすい容器が求められています。容器を開ける際に中身がこぼれて手や洋服が汚れてしまった、いくら力を入れても開かない‥。
せっかく購入して頂いたお客様に、こんなストレスを与えたくあり ません。包装の機能として「安全・安心」はもちろんのこと、「開けやすい」こともメリットであり、機能の一種ですが、これはむしろ当たり前なサービスでは ないでしょうか。

さて、容器と単純に言ってもいくつかの種類があります。
お弁当を入れる容器、ゼリーが入ってる容器、スープの容器など、一言に容器と言ってもこれだけの種類があるので求められる機能はさまざまなものがあります。
例えば退色・酸化・劣化を防止したい、できるだけ長い賞味期限を保ちたい、鮮度が求められる食品、液体は品質を保証しなければならない、防湿したい、油分に強くしたい、流通時の破損を防止したいetc‥
上に書いた容器の種類はこれらの要求される事項に+αの機能を備えているわけです。
でも、こんなにたくさんの機能を一種類樹脂で補うのは難しい。そこで製造側はこれらの機能を全てクリアさせる方法を考えました。

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