潜在機能すぐれる "未開拓の原料"オリゴ乳酸(ラック) 。最新情報や様々な角度から分析していく。

オリゴ乳酸(ラック) 偶然発見された機能性原料

オリゴ乳酸(ラック)とは 豊富な臨床データが裏打ちする潜在能力
 

情報ナビゲーション

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最新データ
血流改善効果と便通改善効果
■血流改善効果
■便通改善効果

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豊富な臨床データが裏打ちする
潜在能力
■特有の苦味を持つ白色粉末
■もともとは医薬品としての研究がメイン

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オリゴ乳酸(ラック)とは
■特有の苦味を持つ白色粉末
■もともとは医薬品としての研究がメイン


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 株式会社GLART

情報:株式会社GLART

オリゴ乳酸(ラック)とは

 

オリゴ乳酸(ラック)とは、L型乳酸を原料とした乳酸縮合物の混合物のことである。L型乳酸は、天然成分として広く自然界に分布する有機酸のひとつ。その分布の仕方には、(1)生体内に分布するもの(2)乳酸菌の発酵により自然界に分布するもの、の2つがある。(1)からも分かるように、その安全性は極めて高い。オリゴ乳酸(ラック)は、サトウダイコンやトウモロコシなどを由来原料とする。製法は、加熱し、貝カルシウムなどの助剤を加えたのち乾燥、粉砕といった工程を経て粉末化する。その構造は、乳酸がエステル結合したもので、主成分が直鎖状のオリゴマーであることから「オリゴ乳酸」とも呼ばれる。

   オリゴ乳酸ラック
 


特有の苦味を持つ白色粉末

ラック

オリゴ乳酸(ラック)の性状は、白色の粉末で、特有の苦味を持つ。10%水溶液でのphは5~7。Ca含有率は7%前後。吸湿性が高く、保存時は密閉し、冷暗所での保存が望ましい。水には溶けづらく、水溶液の状態では徐々に加水分解し、乳酸単体に戻る。アルカリ性条件下ではさらに加水分解が加速される。「乳酸」とうネーミングから「乳酸菌」と混同されがちだが、全くの別物である。乳酸は、ヨーグルトなどの中に入っている乳酸菌という生物が糖などを食べた結果生み出された生成物。一方、 乳酸菌は菌という名の通り生き物である。 乳酸は、筋肉痛を引き起こすなど悪もの扱いされがちだが、実は重要なエネルギー源であるブドウ糖の素となる物質でもある。

もともとは医薬品としての研究がメイン

オリゴ乳酸(ラック)が発見されたのは約30年前。もともとはがん細胞の培養を行う中で、がん細胞が死滅した際に培養液中に自らを殺すような因子が示唆されたのが発端だった。さらにそれが乳酸縮合物であろうシグナルが得られたことから、化学的製造法の検討などを経て、機能性素材オリゴ乳酸(ラック)として誕生した。従って当初は、医薬品としての研究がメインに行われていた。そこを起点に以降、さまざまな研究が行われ、15年前からは健康素材として研究が続けられている。長年の研究と並行し、オリゴ乳酸(ラック)を含有するサプリメントなど、その配合製品は増え続け、現在までに累計で3500万食を突破している。

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