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海外健食最新情報

提供:ヘルスビジネスマガジン社

USA"「ガーリックはLDLコレステロール低減効果なし」の報道に業界反論/米国FFN(3/29)

米国健食業界誌「ファンクショナルフーズ&ニュートラシューティカルズ」によると、最近発表された「ガーリックはコレステロール低減に効果がない」との研究結果に対し、業界から反論が出ている。同研究は、米国政府が出資してスタンフォード大学が実施したもの。コレステロール値が適度に高い平均50歳の成人192人を対象に、ガーリック1片相当量を生、サプリメント、偽薬のいずれかを1週間のうち6日、半年間にわたって摂取するようランダムに割り当てた。生のガーリックは、サルサソースや無脂肪マヨネーズなどの調味料に混ぜられ、サンドイッチに使用された。ガーリックサプリメントあるいは偽薬を摂取したグループも、ガーリック抜きのサンドイッチを食べた。その結果、どのグループにもコレステロール低減効果は見られなかった。この研究結果が「アーカイブス・オブ・インターナル・メディスン」誌に掲載され、メディアで否定的に報道されたが、同研究を実施した研究者は、「コレステロール値がより高い場合やガーリックの摂取量を増やした場合、コレステロール低減効果が見られる可能性はある」とコメントしている。

中国"2006年、中国保健食品類製品の輸出統計(3/29)

中国税関の統計によると、2006年の中国保健食品の輸出額は6939.98万ドルに達した。昨年に比べて約4倍(373.64%)増加したことになる。2006年、輸出額がトップの保健類製品は「未列名(税関の規定に名前が明示されていない)海草および藻類植物」で、輸出額2525.12万ドル(保健食品輸出総額の36.38%)。第2位以降は、中国伝統の「新鮮なロイヤル・ゼリー」輸出額1282.09万ドル(同18.47%)、「ロイヤル・ゼリーの調合剤」輸出金額1080.12万ドル(同15.56%)、「フィッシュオイルおよびその分離製品」輸出金額818.45万ドル(同11.79%)などとなっている。主な輸出相手国は、日本、米国、韓国、香港、フランス、マレーシアなどの順となっている。

USA"糖尿病の増加に伴い心血管疾患も増加/米国NIH(3/29)

米国国立衛生研究所(NIH)の国立心肺血液研究所(NHLBI)が新たに実施した研究調査で、糖尿病の増加に伴って心血管疾患の割合も増加したことが分かった。この長期フラミンガム心臓研究では、45~64歳の男女合計9450人を対象に、前期(1952~1974年)と後期(1975~1998年)に分けて、心血管疾患および心臓発作など心血管疾患に関わる病気のリスク要因を比較。前期では糖尿病に起因するリスクは5.2%だったが、後期は7.8%に増加した。また、心血管疾患で糖尿病でもある患者数は、後期が前期の2倍に増え、肥満者も増加した。この研究により、糖尿病予防および糖尿病患者の心血管疾患リスク要因に対する治療・管理へ、一層の努力が求められることが明らかになった。同研究結果は「サーキュレーション」誌3月27日号に掲載されている。

USA"米国FDAがコーン油と心疾患リスク軽減の限定的健康強調表示を認める(3/28)

26日、米国連邦食品医薬品局(FDA)は、コーン油と心疾患リスク軽減の限定的健康強調表示(クオリファイド・ヘルス・クレーム)を承認した。今後可能になる表示は、「非常に限定的で予備的な科学的エビデンスではあるが、毎日テーブルスプーン1杯(16グラム)のコーン油を摂取することにより、コーン油に含まれる不飽和脂肪成分が心疾患リスクを軽減する可能性がある。FDAは、この表示をサポートする科学的エビデンスが少しある、と結論づける。より効果を得るには、飽和脂肪のほぼ同量をコーン油に置き換え、1日の摂取カロリー合計数は増やさない。同製品は1食分あたりコーン油XXグラム含有する」というもの。

中国"2006年、中国医薬保健品貿易額が300億ドル突破(3/26)

中国商務部の下部団体、中国医薬保健品輸出入商会が公布した、統計データによると、2006年、中国における医薬品と保健品を合わせた貿易額が初めて300億ドルを突破し、306.7億ドルに達したことが判明した。これは前年(05年)と比べて20.4%増加したことになる。このうち、輸出額は196.1億ドルで、05年と比べて26.3%増。輸入額は110.6億ドル、同じく11.2%増。

中国"中国、新たに2社直販経営許可証を取得(3/26)

中国商務部業界情報管理サイトの最新公布(2007年3月23日)によると、「康宝莱(中国)保健品有限公司」(Herbalife (China) Health Products Ltd.)と「嘉康利(中国)日用品有限公司」(Shaklee (China) Co., Ltd)は、中国直販経営許可証を取得したことが明らかになった。中国で直販経営許可証を取得した企業は、中国系企業5社、外資系企業14社、計19社となった。

USA"リグナンの摂取により乳がん発症リスク軽減の可能性/米国NPIセンター(3/26)

米国ネットメディアNPIセンターによると、更年期後の女性がリグナンを多く含有する植物性食品を摂取することにより、乳がん発症リスクが軽減する可能性があることが、「ジャーナル・オブ・ザ・ナショナル・キャンサー・インスティチュート」誌に掲載された。更年期後のフランス人女性約5万8000人を対象に、リグナン4種(pinoresinol, lariciresinol, secoisolariciresinol, matairesinol)の摂取量と乳がんリスクの関係を調査研究したもので、食事でリグナンを多く摂取した女性は少ない女性に比べ、乳がん発症リスクが17%軽減した。リグナンはゴマや亜麻などに多く含まれ、フスマ、オーツ麦、大豆、ソバ、杜仲茶などにも含まれている。

USA"クレアチンサプリメントでパーキンソン病の第3相臨床試験に着手/米国NIH(3/23)

22日、米国立衛生研究所(NIH)の国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)は、クレアチンサプリメントがパーキンソン病の進行を遅らせることができるかの大規模臨床試験に着手した。今回の二重盲・偽薬対照第3相臨床試験は、最大規模のパーキンソン病臨床試験の1つであり、初期のパーキンソン病患者1720人を対象に、全米およびカナダ52カ所の医療センターで実施される。クレアチンは現在、運動のパフォーマンスを向上させる素材として広く知られているが、有害物による脳細胞の損傷を防ぐ抗酸化物質としての役割がある可能性も示唆されている。

中国"中国、保健食品の購入、7割が「メディア広告、知人の推薦で選択」(3/22)

3月19日、中国浙江省消費者保護委員は「消費者に対する保健食品消費状況調査」の調査結果を公表し、58.6%が「保健食品が食品なのか薬品なのかわからない」、33.1%が「保健食品を薬品として服用している」と回答していることが分かった。調査は、上海市に隣接する浙江省の、経済発展著しい中堅都市の温州、湖州、金華、舟山などで実施。アンケートを2841部配布し、2655部の有効回答を得た。同調査によると、「保健食品をよく服用する」が13.6%、「服用しない」が12.7%。また、48.8%が「外国製品の方が国産製品よりも優れていると思う」と回答。これに対し、「国産製品の方が外国製品よりも優れていると思う」は、わずか12.9%だった。さらに、保健食品を購入する場合、69.7%が「主にメディア広告あるいは知人の推薦で保健食品を選択している」と回答しており、広告や口コミの影響が大きいことが浮き彫りになった。また、保健食品を購入する目的について、半数近くが「親しい友人に贈るため」と回答している。

USA"ソイジョイ、全米にて販売/大塚製薬(3/22)

大塚製薬は3月上旬より「SOYJOY(ソイジョイ)」を全米にて販売を開始した。日本と同様に「SOYJOY」と明記され、パッケージデザインも日本の商品とほぼ同じ。レーズンアーモンド、ベリー(日本での商品名:サンサジ)、マンゴーココナッツ、アップルの4アイテムを発売。米国では大豆の健康間についての理解は進んでいるが、国民一人当たりの大豆の摂取量は日本人よりもまだまだ少ない状況となっているとのこと。これらのことから本製品を提案し、市場構築を努めていくとしている。

USA"抗酸化、オメガ3サプリメントと心疾患予防の関連をスタンフォード大が調査研究/米国NPIセンター(3/20)

米国ネットメディアのNPIセンターによると、スタンフォード大学医学部が近々、抗酸化およびオメガ3サプリメントがそれぞれ心疾患予防に効果があるかどうかを調査研究する。この研究において、18歳以上の健康な90人の参加者は、ランダムに抗酸化複合サプリメントもしくは偽薬のどちらかを取るように割り当てられ、さらに、通常通りの食事のままか、抗酸化物質が豊富な食品を多めに取るような食事に変えるかどうかも決められる。8週間の研究の間、心疾患の重要なリスク要因となるコレステロールやトリグリセリド値などの測定が3回実施される。同様のアプローチがオメガ3に対しても行われ、100人の参加者は、オメガ3サプリメント(植物あるいは魚油)もしくは偽薬を取るようにランダムに割り当てられ、12週間の研究の間、同様の測定が5回実施される。両者の研究ともに国立衛生研究所(NIH)出資の研究である。

USA"コカ・コーラとロレアルが美容飲料で提携、2008年発売めざす/米国NPIセンター(3/20)

Brandweek.comの記事によると、コカ・コーラ社とロレアル社が健康&美容飲料で提携、2008年に新製品発売を予定している。この「Lumae」という新製品は現在、開発の早期段階であり、活動的で外見に気をつかう25歳以上の健康志向の女性をターゲットに開発されているという。同飲料には美肌成分などが含まれ、ソフトドリンクではなく、美容ブランド飲料として高級デパートなどで販売することをめざしている。

中国"中国、2月の消費財価格、前年同月比5.3%上昇(3/20)

3月19日、中国有力サイト「人民網」の報道によると、中国人民銀行(中央銀行)がまとめた統計で、今年2月、企業の製品価格が前月比0.3%上昇し、前年同月比では4.5%上昇したことが明らかになった。投資商品価格は前月比0.2%上昇、前年同月比で4.2%上昇した。食品、化粧品、医薬品なども含まれる消費財価格は、前月比0.7%上昇、前年同月比5.3%上昇した。

中国"中国60歳以上の人口は1.44億人に。全人口の11%占める(3/20)

3月10日、中国全国政治協商第10期第5回会議は「積極的に高齢化に対応する」とのテーマで記者会見し、中国の60歳以上の人口が全人口の11%にあたる1.44億に達したと発表。世界で60歳以上の人口が1億人を超えたのは中国だけであると述べた。また、会見に臨んだ同会議の鄭委員は、「予測によると、2045年ごろに中国の60歳以上の人口は、全体の30%に達する。多くの先進国で100年かけて進行した高齢化が、中国では2005年から2045年まで、半世紀も経過せずに到達する」と指摘した。

USA"主要4減量法の中でアトキンズ・ダイエット法が最も効果的との研究結果/米国NCCAM(3/19)

米国主要4減量法(アトキンズ、ゾーン、LEARN=ライフスタイル・エクササイズ・アティチュード・リレーションシップ・ニュートリション、オーニッシュ法)の1年間の効果を比較したところ、炭水化物摂取を抑えるアトキンズ・ダイエット法が一番効果的であった、という研究結果が米国医師会誌「JAMA(ザ・ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・メディカル・アソシエイション)」誌3月号に掲載された。同研究は、更年期前の体重超過あるいは肥満女性311人を対象に行われ、4減量法のうちの1つをランダムに割り当てた。研究者らは、参加者のBMI(ボディー・マス・インデックス)、体脂肪、ウエストとヒップの比率、インシュリン、コレステロールなどのメタボリック指標を12カ月記録。その結果、アトキンズグループが平均4.7キログラムと、最も減量効果が見られ、全体的な代謝効果も良好だった。同研究は米国NCCAM(国立補完代替医療センター)が出資し、スタンフォード大学のクリストファー・ガーナー博士らの研究チームにより実施された。アトキンズ法は炭水化物の摂取を1日あたり20グラムから50グラムに増やしていく方法、ゾーン・ダイエット法は1日摂取カロリーの40%を炭水化物、30%をタンパク質、30%を脂肪にする方法、LEARNダイエット法は農務省の食品ピラミッドをベースにしたもので、1日摂取カロリーの55~60%を炭水化物から取り飽和脂肪は10%以上取らない方法、オーニッシュ・ダイエット法は脂肪摂取量が1日摂取カロリー全体の10%異常にならないようにする方法である。炭水化物摂取を抑える「低炭水化物(ローカーボ)」ダイエットは2003年後半~2004年に米国で大ブームとなったが、その後、ブーム終焉を迎え、05年にアトキンズ社は破綻した。

USA"米国医師によるサプリメント売上は7年間で10倍に!
弊社企画「米国代替医療セミナー」で明らかに(3/19)

9日、米国アナハイムで「米国代替医療セミナー」を開催
代替医療の世界的権威、Dr. Joseph E Pizzornoがツアー・共同出展者のために特別講演
第2講演では専門紙編集長が「代替医療ルートへの参入方法」を解説

9日、米国アナハイムで弊社主催の「米国代替医療セミナー」が催され、弊社企画ツアー参加者および「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト/サプライ・エキスポ2007」の共同出展者約30名が聴講した。今回は、代替医療第一人者の1人で世界的権威であるDr. Joseph E. Pizzorno(ジョセフ・ピッツォルノ)が弊社主催セミナーで特別講演。米国の補完代替医療(CAM)の現状や、米国が直面する医療保険問題、消費者のCAMへの関心の高まり、米国政府のCAMへの取り組みなどについて詳しく解説した。また、日本で問題になっているメタボリック・シンドロームについても言及した。講演後には質疑応答や名刺交換が精力的に行われた。第2講演では、全米8万人の代替医療医や医師(MD)が購読している代替医療専門紙編集長のエリック・ゴールドマン氏が、同じく米国の医療保険制度問題や企業が医療保険負担増に苦しんでいる現状を指摘する一方、消費者および医師の間でCAMへの関心が年々高まっていることに言及。「医師(MD)のサプリメント売上は97~04年の7年間で1550万ドルから1億5000万ドルの約10倍と驚異的に拡大しており、医師の独自ブランド製品も急増している」と述べた。さらに、ゴールドマン氏は、代替医療チャネルで有望な素材や分野、代替医療チャネルに強い3大ディストリビュータを明かすなど、米国の代替医療チャネルに参入をめざす企業にとって非常に実践的で内容の濃いセミナーとなった。同氏が編集長を務める「ホリスティック・プライマリー・ケア」紙に広告を出稿することにより、現在米国代替医療ルートで成功を収めている日本の原料も実際にあるという。

USA"内容充実の米国視察ツアー、業界第2位の減量センターなど視察(3/15)

ネスレ社が買収した業界第2位の減量センター「ジェニー・クレイグ」
全米で人気増加中ローフード&ビーガン食「ジュリアノズ・ロー」
セレブも顧客の低カロリー&健康食宅配「ニュートリ・フィット」
代替医療・東洋医学などの専門家も常駐する薬局「ファーマカ」

ヘルスビジネスマガジン社企画の「米国メタボリック・ダイエットビジネス視察最前線ツアー」(3月7日~12日)には、約20名が参加し、精力的に視察を行った。中でも8日に訪問したのは、(1)減量センター業界第2位の「ジェニー・クレイグ」、(2)全米で人気急増中のローフード(火を使用しない料理)&ビーガン(菜食主義)食レストランでは代表的存在の「ジュリアノズ・ロー」、(3)多くのハリウッド俳優などのセレブも顧客に持つ低カロリー&健康食宅配会社「ニュートリ・フィット」、(4)代替医療や東洋医学の専門家が常駐してカウンセリング対面販売をする薬局「ファーマカ」の4カ所。
最初に訪れた「ジェニー・クレイグ」本部では、各部門の担当者6名がそれぞれ部門について紹介。質疑応答も活発に行われ、手厚い歓迎を受けた。また、約120名のカウンセラーが対応しているコールセンターも見学した。昼食をとった「ジュリアノズ・ロー」の関係者によると、ローフード&ビーガンは、菜食主義の人だけでなく、健康志向の人々の間でも人気が急増しているという。「ニュートリ・フィット」では創立者自らが出迎え、ビジネスや食事について詳しく説明を受けた。この宅配ビジネスはセレブも多数利用している。「ファーマカ」では、担当者の説明を受けながら、サプリメントが溢れる店内を見学。ツアー参加者はそれぞれ関心のあるサプリメントについて熱心に質問していた。CoQ10は店の人がよく薦めるサプリメントの一つで、よく売れているサプリメントの一つはオメガ3であるという。ツアー参加者の1人は、「個人では経験できない貴重な体験で、今後のビジネスのために非常に参考になった」と感想を述べた。

同米国ツアーあるいは来年のツアーに関するお問い合わせは、
Eメール(ヘルスビジネスマガジン社 海外事業部)でお願いいたします。
maneyama@health-mag.co.jp

USA"トレンドはオメガ3、抗酸化フルーツ、解毒、酵素(3/14)

チンキ、液体、発泡形態が人気
ウエイトロス(ダイエット)素材ではフーディアが目立つ

今月11日に幕を閉じた、世界最大級の健食展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト2007」(米国カリフォルニア州アナハイム)。サプリメントの中で目立ったのは、やはりここ数年2ケタ成長を続けているオメガ3だった。特に、心疾患が死因の第1位である米国では、オメガ3は「心機能改善」として人気があり、ブレインフードとしても子供や高齢者向けのサプリメントなどによく使用されている。また、「スーパーフルーツ」と呼ばれる抗酸化フルーツのアサイ、クコの実、ザクロ、マンゴスチンなどのサプリメントも数多く見られた。これら抗酸化フルーツ市場も急成長している。そのほか目に付いたのは、解毒サプリや酵素などである。サプリメントの形態も多様化してきており、チンキ、液体、発泡錠剤・粉末など、通常のカプセルや錠剤以外のサプリメントが急増している。米国最大手の自然食品チェーン店「ホールフーズ・マーケット」や「ワイルド・オーツ」でもチンキタイプのサプリメントが数多く店頭に並んでいる。なかでもビタミン類は発泡形態が流行っており、数多くのフレーバー付製品が見られるようになった。ウエイトロス(ダイエット)・サプリメントでは、南アフリカに原生するサボテンの一種で空腹抑制素材「フーディア」を使用した、多形態のサプリメントが展示会では数多く見られた。ヘルスライフビジネス3月15日号にも展示会や視察ツアーの模様を掲載します。(サイト更新は3月19日予定)

USA"世界最大規模の健食展示会が閉幕、来場者は5万人 「日本発」の商品・原料が50ブース出展、注目集める サプリメントに関心持つ医療従事者らも来場(3/13)

サプリメント、ナチュラル製品のトレードショーとしては世界最大規模の「ナチュラル・プロダクツ&サプライ・エキスポ・ウエスト2007が、米国アナハイムで、3月8日から11日までの4日間、盛大に開催された。出展ブースは約3,000、来場者は50,000人を越える盛況ぶりだった。サプリメントの新製品、新素材、ナチュラル製品の新製品発表、ヘアケア用品、ナチュラルなドッグフードなど幅広い分野の商品が会場を埋め尽くしていたが、最大の特徴は、「日本発」の商品・原料などが50ブース近く出展し、来場者をはじめ、出展者からも注目を集めていた。来場者は、従来からの業界関係者はもちろんだが、サプリメントに強い関心を持つ医療従事者らの来場が目立った。これは、米国内で拡大している医者ルートでのサプリメント製品の販売実績の上昇ということを明確に感じ取れるものだった。日本製品では、従来からの整腸製品、大豆製品のほか、キノコ、アガリクス、オリジナルの中国茶、野ぶどう製品、グルコマンナンなどに高い関心が寄せられていた。同じく原料では、高濃度のDHA、オメガ3系が関心を集めており、日本製品、原料の米国進出への新たな潮流を強く感じさせた。また、米国内ではバー製品が大きな市場を持っているが、日本のヒット商品「ソイジョイ」がサンプリングを開始しており、大豆由来のバーが人気を集めていた。米国製品では、オメガ3が圧倒的な人気で、サプリメントはもちろん、オーガニック製品にも添加される傾向は一層強まっている。全体としては、ノニ、マンゴー、キノコ、松エキスなども数多く製品化されており、植物由来素材が「これからの人気素材」という印象だった。製造メーカーの出展では、韓国、台湾の企業も目立ち、「アジアの風」を強く感じさせる展示会だった。

中国"06年の中国美容・美髪市場は1兆円超/今後も年間25%成長を持続(3/9)

2006年の中国美容・美髪商品の市場総額が前年比10%増の770億元(約1兆780億円)に達していることが、明らかになった。先ごろ上海で開かれた美容関連展示会で、中国商業連合会及び中国美容業商会の馬副会長が述べた。所得水準や美意識の向上に伴い、中国の美容産業は今後5年間、年間25%成長すると予測されている。詳細は月刊ヘルスビジネスチャイナ&アジア4月号(3月10日発行)に掲載。(ホームページは3月12日更新予定)

USA"世界最大級の健食展示会、アナハイムで開幕(3/9)

世界最大級の健康食品展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト2007」が3月8日(現地時間)、米国・アナハイムで開幕し、各種セミナーが開催された(展示会は9日~11日)。 セミナーでは、ヘルスビジネスマガジン社の岩澤信夫社長も講演。「日本の健食マーケットの現状と進出方法」について語るとともに、米国進出をめざす日本企業の7つの原料・商品を紹介し、「詳しい資料が欲しい」「取引を検討したい」などのアンケート調査を実施した。これには、全米をはじめ世界各地から集った健食業界関係者約130名が参加し、大きな反響を呼んだ。また、同展示会には、弊社がジャパンパビリオンを設け、日本企業とともに共同出展している(弊社ブース番号はホールA・563)。一方、弊社が企画した「視察最前線ツアー」参加者ら約30名も7日(同)、現地に到着。8日には、メタボリックシンドローム関連ビジネスおよび新業態ドラッグストアなどを精力的に視察した。

中国"2006年・中国保健食品市場は7000億円規模に 健康食品全体では「1兆円超」に成長(3/6)

月刊ヘルスビジネスチャイナ&アジアの取材によると、2006年の中国保健食品市場は7,000億円規模に達し、健康食品全体で見ると1兆円超の市場に成長していることが明らかになった。また、行政機関の報告では、中国の栄養産業の市場規模が2010年には04年の2倍に拡大すると予測していることが分かった。詳報はヘルスビジネスチャイナ&アジア4月号(3月10日発行)に掲載。弊誌では、「中国保健食品マーケットの現状を追う」と題し、中国健食の販売ルートや売れ筋商品など最新動向を2回(4、5月号)にわたって特集する。

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