ついに準備は整った!さぁ、あとは売るだけ!しかし・・・。
次回「売れない」
乞うご期待!
一つの会社、工場ですべてを行うこともありますが、
より細やかに対応している会社では、工程ごとに数社からんでいることが多いです。
紙パッケージや中の個包装の資材をつくる会社(印刷会社)があり、そのデザインを行ってくれる会社(デザイン会社)があり、それぞれの原料を供給する会社や、原料を栽培する農家・農業法人(原料会社)、中味を混ぜ合わせソフトカプセルや錠剤、粉末の状態にする会社(工場1)、そのソフトカプセルなどをフィルムや瓶詰め、化粧箱などにセットアップする会社(工場2)、運送いただく会社(運送会社)など
多くの会社が、商品お届けまでに関わり、ひとつの商品が、お客様(販売会社様)のもとに届きます。
それぞれの工場で、熟練度合い・この工場の粉末化技術はすごいとか、ソフトカプセル製造において品質が安定しているのはこのA社だとか、会社にも得意不得意があります。
自社施設で、すべての工程が行えるのであればいいのですが、お客様の要望が多様化するなか、その工場にある施設で作れる剤形だけ販売し、商売にすることは、非常に困難です。
工場側も投資を行える体力も無尽蔵ではありませんので、強い部分を特化したり、体制強化するにしても、可能性のなかのひとつを選らばざるをえません。
産地についても、多くの会社が、供給体制確保のため、複数の産地や供給元からの供給で欠品を起こさないよう対策を立てています。
この地域だけで栽培していると限定した場合、健康食品なので、原料もこだわりの栽培方法が多く見られます。台風や天候不順で当然影響がでてきます。その中でも原料確保は、各社かなりの努力と投資をおこなっているようです。
素材によります。よくお客様のこだわり素材でつくりたいとの要望があります。
原料規格書を見せて頂き、工場で受け入れられる規格(菌数や大腸菌群 アレルギー素材 動物由来 医薬品成分など法的に問題ないのかなど)かどうか相談させていただきます。
可能な限り柔軟に対応しようと思いますが、水溶性でないものを溶けるタイプで飲ませるとか、処方上特許に抵触するなど、詳細調べて報告をまず行わせていただきます。
二ヶ月で製品納品が基準となります。コンセプトお聞きしたり打ち合わせが終了し、試作試飲など行い、価格が決まり、お客様から発注することがきまり、ご発注書を頂いた時点からの日数になります。
原料・資材などの手配に時間がかかるものもありますが、順調にいけばもっと縮まりまる場合もあります。
実務上、販売時期決まっている中進めていくのが常ですので、その時々でスケジュール調整を行います。
デザインにこだわり時間がかかってしまったり、分析値を化粧箱に記載するため、検査結果待ちだったり、指定原料がブームで欠品状態で入荷待ちだったりなど、様々な状況のなか対応し進めていくものなので、細かく連絡とりあいながら進めていきます。