味の問題も解決し、いよいよサプリメントが完成!しかし、社長はある重要な事を見逃していた…
次回「薬務課から電話あったぞ。免許とかいいのか?」
乞うご期待!
今回のテーマは「味の重要性」です。従来、健康食品は「健康」「安全」にこだわるため値段が高く、おいしくないものだと認識されていました。「味にこだわらない」「むしろまずいほうが効くような気がする」。事実、そういったお客様は今でも確実に存在し、健康食品市場のかなりの割合を占めています。
しかし「健康に気を使う」「食事で健康を維持したい」「でも、まずかったら我慢してまで続けない」といった消費者も年々、増えています。その結果、過去10数年で市場規模は3倍以上に膨れ上がりました。
市場が拡大すればするほど消費者は「味」を追求するようになります。「おいしい」から「続けられる」、「続けられる」から「効果を体験しやすい」という流れです。
もちろん健康食品メーカーは「続けてもらう」ためにDMやフォローコール、テレビ、カタログ、WebCMなど様々な媒体で宣伝します。しかし、「おいしく」なければ、広告効果も半減するのではないのでしょうか?
サプリ開発に至った社長の考えを少し説明します。
多くの男性はあまり根気がありません。そして、人間ドックの検査結果にショックを受け悩むなど、小心な部分もあります。また、奥さんが生活習慣を注意しても聞く耳を持たない頑固者だったりします。
だからこそ社長は、「日頃の食事で健康を維持してもらいたい」と考えました。
社長は今、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」を気にする中年男性向け「ダイエットサプリメント」を開発しています。運動する時間があまりない、「お腹回り」が気になりだした40代以上の男性がターゲットです。
転ばぬ先の杖として、自分の経験を踏まえたメッセージを込め商品を開発する。それが社長の願いなのです。
どのようなお客様 ファンを囲い込んでいらっしゃるかが、重要です。若い年代であれば、持ち運び便利な錠剤 ソフトカプセル ハードカプセルも違和感ないですし、お菓子 クッキー ゼリー グミなども手に取りやすく、価格的にも負担のないものを選ぶ傾向があります。年配の方であれば、ティーバックや粉末飲料 液体飲料 お茶代わりが好まれます。他にもペースト状のものや、丸剤など様々な形態で、いわゆる健康食品はありますので、今のお客様にあった剤形を選ばれてはいかがでしょうか?あえてどれかといえば、飲料系のものがリピート性が高いと感じます。おいしくないと、続ける確率は下がることは確実です。
この素材を扱いたいといっても、設備の有無やネットワークの広さでも、会社の差がでてきます。
すでに本業で社会的に認知されているのであり、サプリメントを新規事業としておこなっても違和感のない会社と、本業はまったく別で業界も全くわからない 別の業界では有名でも一般には知られていないという会社ではもちろん、アプローチが異なります。
地域密着型で地元の信頼を勝ち得ている会社では、そのイメージを崩さぬように、ただ市場にはなかったものをその会社のファンの方に提供する。製品の差別化も重要ですが、提供する情報サービスでの差別化 販売員の質での差別化 イメージの差別化など総合的に検討する必要があります。味も重要なファクターのひとつです。
スーパー ドラッグ店舗での販売 コンビニでの販売 エステ店頭での販売 テレビショッピング カタログでの販売インターネットでの販売 電話での販売など様々な方法が想定されます。
入場料は1,000円で入り、1000円でかなり気分的に冒険したと感じる人と、そうでない人。そこでどこまでお金を出せるかなどは、判断基準として必須です。
他の商品が並んでいるなかでの販売なのか、誰がくるのかなど 立地でも販売力でもそれぞれ異なります。
そこで合った商材 説明しやすい商材 勧めやすい商材を決めないと 他のところで販売が、伸びているのにその売場では売れないということがよくおきます。様々な経験を持つ弊社にまずはご相談ください。