容器・パッケージ戦略 容器パッケージ情報室

化粧品市場は今までの対面販売形式（訪問販売やデパート、サロンなどでの販売）から、 量販店（スーパー、ドラッグストア、ディスカウントショップ、コンビニエンス）での陳列販売、 通信販売などによるセルフ商品展開に移ってきています。つまり、商品の中身を積極的に消費 者にアピールし、安心感を含めた商品のイメージアップを図るディスプレイセールスが主体と なっているんです。店頭での優れた陳列効果や陳列効率、視覚性などの機能面から考えると、 セルフ方式の普及は包装のプラスチック化によって加速度を増したと言えます。

クリアケースの機能と効果

化粧品のプラスチックパッケージといっても色々なタイプの ものがあります。 箱形態、ポーチ・バッグなどノベルティとしての効果を考えた タイプ、ファッション性を追求できる不織布バッグ。
今回はこの中から量販店でもよく見られるプラスチックの箱形 態「クリアケース」について解説しましょう。
このクリアケースは対寒、UV カット、対衝撃などの機能を付与することが可能です。
製品の情報を印刷する事で店員による接客が無くても売れるといった利点があるのです。
段積みも可能ですので、店頭での販売効率がいい形態といえるでしょう。

さて、クリアケースといえば、「パッケージの展開・スケスケ透明」でビヨラーも言っていた通り「透明ってことはスケスケだから光を通してしまって、中身は日焼けしないの？」という疑問がありますよね。ところが日焼けを防ぐには秘密があるのです。