容器・パッケージ戦略 容器パッケージ情報室

●切り口を引っ張る事でコンパクトなパッケージになる！
昔からビニール包装されたチーズに使われていた技法を箱型のパッケージに適用したものです。
板チョコなど、一回に食べきれるという方は少なく、大抵の方が割って小分けにして食べているようです。
そんな方のために個包装に切り分けられるようにした容器パッケージです。

●ペットボトル容器のくぼみには意味がある

ペット容器の中間部にくぼみがあるのは水が飛びしにくく、持ちやすくするため。
コップに注いだ時の事を想定して作ってあります。
また、ペット容器表面にヒダ状のくぼみをつけることによりつぶしにくくなっています。
ただ、このデザインでも「誰でもつぶせる」ペットボトルではないので、素材を変えるなどもう少し工夫が必要かもしれません。

●余分な幅を取らない、コンパクトなペットボトル

最近出て来たのがこれ、コンパクトサイズのペットボトル。
従来の500mlペットボトルよりも縦サイズが短くなったもの、幅が狭くなったものなど、鞄に入れたときの事を想定して改良されました。
円筒形のペットボトルよりもスッキリしていて余分な幅を取りません。ユーザーのニーズに合わせて改良する、ユニバーサルプロモーションの一つです。

●「机に置いておきたくなる」がキーポイント

オフィスで机の上に置いていつでも食べられる様に…そんな女性が増えています。
一粒一粒のガムの包装紙をはがす手間を無くし、仕事中、ドライブ中でも片手で簡単に中身が取り出せる様になっています。中には捨て紙が入っており、従来のガム包装の代わりになっています。中には捨て紙ポケットが内側についている容器、ワンタッチで開けられるプッシュ式の開口機構のある容器もあります。

また、ガム以外にもチョコレートやキャンディーにもこの容器が使われています。
サプリメント容器のようになってきていますね。

●従来の形状と違ったチョコレート

チョコレートといえば板チョコ。
ですが大抵の方は一度に全部は食べきれません。
そこで食べやすいサイズで個包装にされたチョコレートが最近売り出されています。

また、最近よく見かけるのが色違いシリーズで売る戦略。
ついつい自分の好きな色を手に取ってしまい、気がついたらいくつもレジに持って行っていた…なんて事ありませんか？
女性の中には友人への”プレゼント用”と“自分用”に購入される方もいるようです。

●パッケージ表面にある点字

食品容器・パッケージだけでなく美容用品にも増えて来ている、点字のある容器パッケージ。
アルコール飲料などのパッケージ表面に「おさけ」「さけ」「びーる」といった表記が行われているようです。