Wマーケティングの事例を3回続けて紹介して参りましたが、今回はその4回目でロート製薬の事例をご紹介いたします。
ロート製薬というと目薬を始めとした医薬品のイメージが強いのですが、最近は健康食品にもかなり力を入れています。 そのロート製薬のオンラインショップをのぞいてみてください。 http://www.shop.rohto.co.jp/shop/goods/search.aspx そこでは、5つの製品が並び、そのうち1つは医薬品「フレックスパワーEX 」で関節痛・神経痛の症状緩和に、と効能が書かれています。他は(健康)食品と記載はされていますが「フレックスパワー」の名称が統一して冠されています。
医薬品:
関節痛・神経痛を適応とした医薬品(有効成分~硝酸チアミン、コンドロイチン、硫酸 ナトリウム等)の「フレックスパワーEX」(ロート製薬自らが製造販売元)
(健康)食品:
グルコサミン、コンドロイチン配合の健康食品「フレックスパワー」、 「ホワイトウィロー」をくわえた同「フレックスパワープラス」、 「MSM」をくわえた同「フレックスパワーMSM」、「同ドリンク」
(健康)食品は、効能効果をいえませんが、医薬品のキャプションが見る人に影響を与えるのが明らかであり、巧みなWマーケティングの実例といえると思います。
分類 |
PRできる効能 |
|
フレックスパワーEX |
医薬品 |
関節痛・神経痛の症状緩和 |
フレックスパワー他 |
(健康)食品 |
効能は言えない |
大手を含め、同業他社の広告や販促に関心を持つ事は大事な事であり、それらの点検の中から新しいヒントや活用が生まれます。審査の目を通っている新聞や大手雑誌、インターネット大手企業のサイトなど時間のあるときにいろいろご覧になる事をぜひお勧めいたします。