Wマーケティングの事例を前回(小林製薬)、前々回(明治乳業)とご紹介して参りましたが、今回はその3回目で大塚製薬の事例をご紹介いたします。
大塚製薬が出している商品に、
イ.特定保健用食品(特保)用の「ファイブミニ」 と、
ロ.一般食品の「ファイブミニプラス」
があります。
後者は一般食品なので何も効能は言えませんが、前者は特保用なので「おなかの調子を整える」まで言えます。
広告手法については、http://www.otsuka.co.jp/fib/info/index.html をご覧ください。
分類 | PRできる効能 | |
ファイブミニ | 特保 | おなかの調子を整える |
ファイブミニプラス | 一般食品 | 効能は言えない |
サイトの方はご覧になられたでしょうか。なかなか楽しく親しみの持てる広告表現で、成分内容やQ&Aについても分かりやすく書かれています。そして、並べて広告する中で、特保(ファイブミニ)の効能が一般食品(ファイブミニプラス)のイメージをあげているのがお分かりになれると思います。また、ファイブミニプラスの「プラス」というネーミングも付加価値を連想させるものになっています。